VTuberのアイアンマウス(Ironmouse)さんが4月14日、自身のXで、分類不能型免疫不全症(CVID)を巡る誤解について言及した。
アイアンマウスさんは、配信者・CDawgVAさんによるチャリティ配信企画「CYCLETHON 5」を実施。CDawgVAさんとiPadに映ったアイアンマウスさんがトランポリンで遊ぶ動画に対して、CVIDやVTuberに対する心のない反応が散見されることになった。
アイアンマウスさんは「多くの人が家やベッドから出られず、基本的なことさえ難しい生活を送っている」として、自身が外に出られないこと、そして同じ難病を抱える人々の現実やコミュニティの支えについて語っている。
青森から大阪までを走るチャリティ「CYCLETHON 5」
チャリティ配信企画「CYCLETHON 5」は、ウェールズ出身で日本在住の配信者であるCDawgVAさんが、日本各地を自転車で走破しながら寄付を募るという内容。
4月5日から4月19日までの2週間で青森から大阪まで約1300kmを走る配信企画であり、難病患者を支援する免疫不全財団(IDF)への寄付を目的として開催されている。
「CYCLETHON 5」配信中の様子
Chris Broadさん、Robcdeeさん、PewDiePieさんといった日本在住の英語圏のクリエイターたちも、多数ゲストとして登場。4月14日時点で、寄付総額は約656,000ドル(約1億円)に到達。視聴者数も100万人を超えるなど、大きな注目を集めている。
CVIDと向き合う人々を支援するためにはじまった取り組みであり、アイアンマウスさん自身も同じ病気を患っている身として、配信を通じて継続的に関わってきた。
友人同士のやり取りに「奇妙だ」「痛々しい」といった声
今回話題となった動画では、CDawgVAさんがアイアンマウスさんのアバターを映したタブレットを持ち、トランポリンで遊ぶ様子が映されていた。
親しい友人同士のやり取りとして共有される一方、その文脈を知らない一部ユーザーからは、CDawgVAさんと画面の中のアイアンマウスさんを指して「アイアンマウスはなぜ外に出ないの?」「奇妙だ」「痛々しい」といった否定的な声も上がっていた。
アイアンマウスさんは、長期間の療養生活を余儀なくされるなかで配信活動を開始。現在はTwitchを代表するクリエイターの一人へと成長している。これまでにも、長時間配信「subathon」などを通じてIDFへの寄付を集めてきた。
アイアンマウスさんの活動は、単なる人気配信者の枠を超え、当事者としての経験とコミュニティを接続する役割を担っている。
奇妙に見える行為が「そこに行けない人を連れていく方法」
今回の投稿でもアイアンマウスさんは、CDawgVAさんの「奇妙に見えるかもしれない行為」が、実際にはアイアンマウスさんのような「そこに行けない人を連れていくための方法」であることを改めて強調した。
自身と同じくCVIDを抱える人に対し「少しの希望と少しの幸せを与えられるなら、それだけで私は幸せです」と語ったうえで「あなたも自分の人生を取り戻し、自分らしい生き方を見つける方法が見つかるはずです」と呼びかけている。
CDawgVAさんの走行の様子は、YouTubeでもダイジェスト版を後日公開。最終目的地となる大阪市では、ゴール記念イベントも予定している。
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