民俗学を軸に活動するVTuber・諸星めぐるさんが、北海道札幌市にある北海道博物館とコラボを実施する。
9月22日(日)21時から、同館の学芸員・尾曲さんを招いた公開取材を自身のYouTubeチャンネルで配信予定だ。
今回の企画は、「博物館×VTuber」「博物学×民俗学」という異なる領域を重ね合わせ、学際的な広がりを探る試みとなる。
民俗学をテーマに活動するVTuber諸星めぐる
諸星めぐるさんは、合同会社PLAN-Bが運営するVTuber事務所/オンライン書店/出版社のGAMABOOKSに所属する書店員VTuber。現在のチャンネル登録者数は1.58万人。
普段から、民俗学をテーマにした動画やライブ配信を中心に活動。
これまでにも、國學院大學の上野誠教授や、関西学院大学の島村恭則教授への公開インタビューをYouTube上で実施している。
6月には、VTuber文化と民俗学の交差点を掘り下げる雑誌『Hukyu(ふきゅう)』を創刊。
こちらの創刊号では、民俗学(および考現学)の視点を援用しながら、偏りのない多角的な視点でVTuberを捉え、記録し、普及することが目指された。
120万年の歴史を伝える北海道博物館
北海道博物館は、2015年に旧北海道開拓記念館とアイヌ民族文化研究センターを統合して開館した総合博物館。
北海道博物館/画像は公式サイトより
札幌市の野幌森林公園の中に位置し、北海道の自然・歴史・文化を「北海道120万年物語」などのテーマで包括的に展示している。
ナウマンゾウやマンモスの復元骨格から、アイヌ文化の資料、移住者の生活道具まで、多様な視点で地域の成り立ちを伝えてきた。
周辺には開拓当時の建物を移築復元した野外博物館「北海道開拓の村」や、公園のビジターセンター「自然ふれあい交流館」などがあり、北海道の特色ある自然や歴史、文化を知ることができる。

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