母国 韓国にも広がりつつあるライブアイドル文化
韓国でも近年ソウルを中心に日本式の地下アイドル文化に火がつき、日本のメディアでも取り上げられるようになりました。韓国人から見てこのムーブメントをどう感じているのでしょうか。
メンバーの本気度が伝わってくるモニタリング風景
ミナ 韓国でも地下アイドル文化が広がりはじめたと聞いたときは本当に驚きました。
タイだけじゃなくて韓国でもライブアイドルの文化がうけているんだ、と。そうやって韓国でも発展して、メインストリームのK-POPと違う文化が広がっていくのも面白いですね。
アイドルの文化がそうやって大きくなっていることは良いことだと思います。今後も色々なアイドルが増えていくと良いな。
そしていつか、いきなりテルミーも韓国のステージに立ちたい。私たちのことを韓国の方にも知ってほしいですね。
近年、アジアの国々ではライブアイドル中心のフェスが開催され、以前は日本のアイドルを多く招聘するものが中心でしたが、今ではアジア各々の日本式ライブアイドルを集めたイベントが多く見受けられます。
近年のライブアイドル文化は、世界と繋がることができる熱いカルチャーの一つとなったことを実感しつつあります。
ライブアイドルは女の子たちの“希望” 発展を続けるタイから見る景色
以前はモールでのライブ中心だったタイのライブアイドルも、近年ではライブ会場が設けられたりチケット制を導入したりと環境が整えられつつあります。
日本同様、日々新しいグループがデビューし、以前にも増して目まぐるしい変化を見せています。
幾度もテイクを重ね、完璧なパフォーマンスを追求
ミナさんはいちアイドルとして、そんな現在のタイのライブアイドル界をどう見ているのでしょうか。
ミナ タイでもライブアイドルの文化が広がっていますが、とても良いことだと思います。ライブアイドルは女の子たちにとって"希望"。
小さい頃は『歌手になりたいな』と夢みても、それは夢であって現実的ではないと誰もが考えていたと思います。遠い夢の話だ、と。
でもライブアイドルの世界に触れたら、『こういう形で夢を叶えられるんだな』って。今、アイドルをやっていて毎日がすごく楽しいんです。
アイドルになる前は一日中家で過ごすインドア派、引きこもりがちなタイプでした。
今ではアイドルの活動をして文字通り外に出るようになりました。これからもアイドルを続けていきたいです。
ライブ前のわずかな合間を縫って、インタビューに答えるミナさん
そんなタイアイドル界において、いきなりテルミーはどんなグループなのか。今までのタイアイドルとは違った魅力を教えてくれました。
ミナ いきなりテルミーは、可愛いだけじゃないアイドルで、面白かったりかっこよかったり個性があるスタイルです。いたずらっ子な感じで王道アイドルではありません。今までにはない色のグループだね、と言われます。いきなりテルミーじゃなきゃ私はアイドルにはなっていなかったです。
タイのアイドルは皆明るくて活発的で、おしゃべりが好きな子、目立ちたがり屋でにぎやかな子が多いけど、私たちは正反対なんです。
いきなりテルミーは恥ずかしがり屋というか陰キャの集まりかな。アイドルとしてのやる気は満ち溢れているのですが。そういう意味でも他のアイドルと違います(笑)。でも打ち解けるとすごく面白いんです。
外にいるときは全然話さない静かなキャラだけど、メンバーだけでいるとずっと面白い。なのでぜひ仲良くなりに会いに来てください。
6 images

この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント