ユニバーサル ミュージック合同会社が、アミューズが保有する株式会社A-Sketchの全株式を取得する株式譲渡契約に合意したと発表した。
ユニバーサル ミュージックはA-Sketchの発行済株式の66％を取得し、同社の筆頭株主となる。
flumpool、須田景凪、まふまふらが所属するA-Sketch
ユニバーサル ミュージックは株式取得の背景および目的について、「特に若い世代に人気のあるクリエイターやアーティストを増やし、より一層彼らに訴求力の高いコンテンツを提供することが可能」になると説明。
また、「マネジメント機能が強化されることにより豊かなコンテンツを提供」し、「当社のグローバルネットワークを活用することでアーティストやクリエイターのグローバル展開支援が可能」と続けている。
A-Sketchが培ってきた音楽事業のノウハウと自社のそれとを組み合わせることで、さらなるヒットの創出を目指す。
A-Sketch所属アーティスト（一部／敬称略）
flumpool
フレデリック
syudou
須田景凪
まふまふ
sakiyama
アボガド6
いろはにほへっと あやふぶみ（白上フブキ、百鬼あやめ、大神ミオ）
2008年にアミューズとKDDIが設立したA-Sketch
A-Sketchは、2008年にアミューズとKDDIの合弁会社として設立された音楽レーベル／マネジメント事務所。
音楽レーベルおよびアーティストのマネジメント／育成を中心に、音楽作品の企画／制作、音楽作品の著作権／原盤管理などの事業を展開している。
今回の株式譲渡に際してアミューズは、「A-Sketchは当社の連結対象から外れるとともに、A-Sketch関連会社である株式会社MASH A&Rも持分法適用関連会社から外れることとなります」と報告。
株式譲渡の理由として、中期ビジョンの実現に向けて実施した組織改編と、多様化する音楽市場に向けたアプローチを見直した結果、「当社グループの中核をなすアーティスト事業や、今後の成長が期待できるコンテンツ事業および海外事業等に向けて経営資源を集中させることが、当社グループの競争力および企業価値の向上に資するものであると判断」したと説明している。
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