バチカンのローマ教皇庁、公式マスコット「ルーチェ」発表 日本のアニメ風デザインに騒然

バチカンのローマ教皇庁、公式マスコット「ルーチェ」発表 日本のアニメ風デザインに騒然
バチカンのローマ教皇庁、公式マスコット「ルーチェ」発表 日本のアニメ風デザインに騒然

ローマ教皇庁が公開したマスコット・ルーチェ/画像はシモーネ・レニョさんのInstagramから

バチカン市国のローマ教皇庁が、25年に一度行われるカトリックの行事「聖年」(2024年12月24日~2026年1月6日)のマスコット「Luce(ルーチェ/イタリア語で光の意味)」を発表しました。

ルーチェは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオンにも登場予定。パビリオン内には、バロック期の巨匠・カラヴァッジョの絵画「キリストの埋葬」も展示されます。

ルーチェのデザインは、カラフルな髪に服装、大きな瞳とまるでTVアニメのキャラクターのよう。このポップな見た目がきっかけで、早速日本のXユーザーの間でも話題になっています。

巡礼者の少女がモチーフになったマスコット・ルーチェ

ルーチェのデザインを考案したのは、tokidokiブランドの創設者であり、ディズニーなどともコラボしているポップアーティストのシモーネ・レニョさん。

今回の大阪・関西万博では、イタリアパビリオンのマスコット「イタリアちゃん(Italiachan)」のデザインも手掛けています。

シモーネ・レニョさんが手掛けたイタリアちゃん/画像はシモーネ・レニョさんのInstagramから

ルーチェのデザインのモチーフとなったのは、キリスト教ゆかりの聖地を訪ね歩く巡礼者の少女。

巡礼に欠かせないレインコートを身にまとい、手には杖を持ち、首にはロザリオがかかっています。ブーツが泥で汚れているところなんかも巡礼者らしいデザインになっています。

25年に一度行われるカトリックの重要行事「聖年」

バチカンは、イタリア館の中に専用のスペースを設けるという形で大阪・関西万博へ参加します。

2025年は、聖堂に設置された「聖なる門」が開かれ、世界中から巡礼者が訪れるという25年に一度のカトリックの大イベント「聖年」が行われる重要な年。

万博では「希望の巡礼者」をテーマとする2025年の聖年と融合しながら、「Via Pulchritudinis」(美の道)というテーマを通して、希望と信仰を伝えていくとされています。

笑顔で手を振るルーチェのショートアニメーション

しかし見れば見るほど、ルーチェはアニメのキャラクターのよう。そのうち本当にアニメも制作されそうだなと思っていたら、4秒足らずではあるものの、ショートアニメーションがすでに公開されていました。

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