Brave groupが6月26日、同社グループで発生した個人情報流出に関して対応方針を発表した。
6月25日、Brave groupは、子会社のバーチャルエンターテインメントが運営する次世代Virtual eSportsプロジェクト・ぶいすぽっ!など、系列会社が運営する複数のオーディションで個人情報流出の可能性があると報告。
今回の発表によれば、Brave groupは漏えいが確認されたオーディション参加者に対し、電話番号変更や引っ越しの費用などを補填するとしている。
電話番号変更や引っ越しの費用などを補填
バーチャルe-Sportsプロジェクト・ぶいすぽっ!やバーチャルアーティスト事務所・RIOT MUSICなどを擁するBrave group。
6月25日、同社はオーディションにおける個人情報流出の可能性を報告。
「ぶいすぽっ!JP オーディション」では約7,000件、「Brave group総合オーディション」では約2,610件、「HareVare VLiverオーディション」では約1,043件の個人情報が、それぞれ閲覧可能な状態だったと説明していた。
今回の発表の中でBrave groupは、改めて個人情報流出の可能性のあるオーディション参加者、ファンの関係者に対して謝罪。
オーディション参加者に対しては、同社からメールで連絡し、被害状況を確認した上、個別事象に対する補填を行うと説明。
具体的な例として、オーディションの応募フォームに記載していた電話番号住所などのケースを挙げ、可能な限り対応すると発表している。
Brave group「漏洩対象者の皆様へのご対応につきまして」より抜粋
漏えいが確認された皆様に対しては一人ひとり、当社よりメールアドレス宛に対応についてご連絡させていただきます。
そのうえで、皆様それぞれの被害状況を確認の上、個別事象に対しての補填をさせていただきます。この補填に当たって、皆様に生じた以下の電話番号変更・引っ越し費用につきましては、やむを得ず生じた費用と認められる範囲内において、原則として補填の対象とさせていただく予定でおります。
詳細は上記個別のご連絡においてご案内いたしますので、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。
<個別事象例>
・電話番号の変更対応につきまして
電話番号変更にかかる費用について、当社で負担させていただきます。
・住所を記載していた応募者様の対応につきまして
当社グループのオーディション応募時のフォームでは、所在の都道府県のみの記載をご案内しておりますが、すべての住所を記載してしまった方につきましては、引っ越し費用の負担など、当社にて、具体的な状況に応じて可能な限り対応させていただきます。
・その他個別事象に対する対応につきまして
その他の個別事象につきましても、1件ずつすべての事象に対して誠実に対応を行ってまいります。個人情報流出に関するお詫びと対応につきまして|Brave group公式サイトより
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