何かとドン引きされる川路に笑ってしまう
歴史モノこそ人の描き方。その点で泰三子さんが生み出したキャラクター・川路は、本当に生き生きと誌面を踊っています。
キラッキラした瞳で西郷を虚像の英雄にして、大衆心理を動かしましょう!と斉彬に進言してドン引きされる川路。
本職の密偵にファーストインプレッションで「あ…こいつヤバイ奴だ」とドン引きされる川路。その後もなんやかんやドン引きされる川路。最高に面白い。
どこを切り取っても血なまぐさい幕末ですが、泰三子さんによる川路を通して見ると、なんともコメディチックになるので不思議です。
それでいてシリアスなパートはゾッとするほど怖い。『ハコヅメ』連載時から特有の、シリアスとコメディの高低差に酔ってしまう。これが癖になるんですよね。
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