連載 | #89 KAI-YOU SALE & REVIEW

『ハコヅメ』全巻41%ポイント還元 講談社Kindle漫画セールおすすめ13選

『ハコヅメ』全巻41%ポイント還元 講談社Kindle漫画セールおすすめ13選
『ハコヅメ』全巻41%ポイント還元 講談社Kindle漫画セールおすすめ13選

画像はすべてAmazonから

講談社の漫画が全巻41%ポイント還元!

必見のセールがKindleストアで8月25日(金)まで開催されています(最新刊のみ対象外の作品あり)。

この記事ではオススメの作品を簡単に紹介。購入の参考にしてみてください。

目次

泰三子『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』

元警察官の作者による、笑いと涙とシリアスありの警察漫画です。過酷を極める警察官の日常が、コメディタッチな作風で描かれています。

基本的にはコメディなのですが、凄絶な事件・事故現場の描写は、さすが元警察官の作者だけに真に迫っています。一見関係のないエピソードが後になって繋がる緻密なストーリーテリングも見どころです。

泰三子『ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 別章 アンボックス』

『ハコヅメ』の初期から登場するキャラクター・カナをメインにしたエピソード。時系列では17巻と18巻の間なので、実質17.5巻となります。

内容的には、17巻まで積み上げてきた伏線を最高の形で爆発させる一層シリアスな展開。ある殺人事件を巡る警察への非難と遺族への誹謗中傷などが描かれます。テーマは“正義”。心して読みましょう。

小山宙哉『宇宙兄弟』

連載15周年を迎えた『宇宙兄弟』は、1〜3巻までが半額。以降はポイント還元です。

メインキャラクターは、幼い頃、宇宙飛行士になって一緒に月に立とうと約束した兄弟。30歳を越えてから宇宙飛行士を目指す兄と、その一歩先を行く弟を中心にした人間ドラマが描かれています。

単行本41巻に収録されている、タイトルを回収したエピソードが素晴らしかった!

ツジトモ/綱本将也『GIANT KILLING』

こちらも連載15周年のサッカー漫画『GIANT KILLING』。天才と謳われた元選手が、低迷する古巣のチームに監督として帰還、リーグ優勝を目指す物語です。

監督・選手はもちろん、チームの広報・スカウトなどの裏方、応援するサポーター、取材する記者・カメラマンなど、あらゆる視点からプロサッカーの世界が描かれています。また、作中の経過時間がまだ1年にも満たない濃厚さ。大作です!

森高夕次/アダチケイジ『グラゼニ』

お金をテーマにプロ野球の世界を描く異色作。主人公はプロ8年目の26歳、年俸は1800万円……一流でも二流でもないピッチャーです。

彼を中心に、戦力外通告される選手、自ら進んで別の道に進む選手、現役にしがみつく選手、引退後に苦労している元選手など、様々なキャラクターを通して、超シビアなプロスポーツの世界と引退後のセカンドキャリアを描いています。

現在は第4部が連載中。すべてセール対象です。

堀尾省太『ゴールデンゴールド』

福の神の伝説が残る島に現れた異形の生命体・フクノカミが、経済的に島内を発展させ、同時に島民を狂わせていくサスペンスホラーです。

フクノカミは多くの島民にとって普通の人間に見えるため、表立った混乱は起きないのですが、その裏で着々と島が壊れていく様が空恐ろしい。先にあるのは破綻か、良き繁栄か。

堀尾省太『刻刻』

『ゴールデンゴールド』の作者・堀尾省太さんのデビュー作として衝撃をもたらした『刻刻(こっこく)』。時が止まった世界・止界(しかい)の中で、誘拐された家族を追う一家と宗教団体の攻防が描かれています。

止界には管理人と呼ばれる異形の怪物も存在しており、あるトリガーをきっかけに対象を排除。その存在や攻撃の動機が作中最大の謎になっており、徐々に明かされる秘密に初見時はゾクゾクしました。

カレー沢薫/ドネリー美咲『ひとりでしにたい』

バリバリのキャリアウーマンだった伯母の孤独死に衝撃を受けた35歳独身女性の主人公が、終活に取り組む漫画です。

お金のこと、老後のこと、そして自分より先に逝く両親のこと。人間誰もが直面する難題を、ブラックユーモアを持って切り進んでいきます。反目する両親や、ちょっぴり狂ったパートナー候補も出てくる愉快な話です。猫は尊い。

田素弘『紛争でしたら八田まで』

言語、宗教、人種、民族、所属している集団の違いで生まれる争いや軋轢=紛争を、リスクコンサルタントの主人公が解決していく『紛争でしたら八田まで』。

日本のヤンキーの抗争からロシアとウクライナの問題まで、大小様々なテーマを扱い、解決方法もバラバラ。南アフリカとe-Sportsを絡めたエピソードなど、最新の情勢を取り入れる感度の高さも魅力です。

カルロ・ゼン/石田点『テロール教授の怪しい授業』

大学入学後に勧誘されて入ったゼミで、教授から「お前らはテロリスト予備軍だ!」って言われるとこからはじまる漫画です。すごい導入だ。

テロリストやカルト集団がなぜ生まれ、何を動力源にして動くのか? 歴史に悪名を残す集団が引き起こした事件等を引用し、教授が学生を相手に座学と実践で「テロのなんたるか」を叩き込んでいきます。

鈴ノ木ユウ『コウノドリ』

産婦人科に勤務する医師・助産師たちの漫画『コウノドリ』。当事者になる家族の人間ドラマが描いています。

厳しい結末を迎えるエピソードに加え、この手の漫画では切っても切り離せない中絶、産後うつも扱われます。出産が無事に終わり、その後も健やかに過ごせる。それが一つの奇跡であることを痛感させられる作品です。

鈴ノ木ユウ『コウノドリ 新型コロナウイルス編』

『コウノドリ』完結後に短期連載された、コロナ禍における産婦人科をテーマにした番外編です。

例えば、コロナ陽性者の妊婦にはどう対応するべきなのか? コロナ禍だからこそ平時ではありえない選択を迫られる。無事に産まれても子どものそばに行けない。

誰も答えを知らない状況で、手探りで出産に挑む医師と家族が描かれています。

ヨンチャン/竹村優作『リエゾン -こどものこころ診療所-』

児童精神科の医師と研修医が、生きづらさを抱えた子どもたちと向き合う漫画。児童虐待、ヤングケアラーなどの社会問題も扱った医療ドラマです。

患者になる子どもたちはもちろん、それぞれの保護者が抱える複雑な問題も描写されます。行政や児童養護施設の職員も関わってくるため、多角的な視点で諸問題を理解する助けにもなります。
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