人気TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を手がけるWizards of the Coast(以下、WotC)社が海外メディアの取材に回答。
「『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のIPを売却するつもりはない」と宣言した。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』については2月1日、親会社であるアメリカの大手玩具メーカー・Hasbro(ハズブロ)社が、中国のTencent(テンセント)への売却を検討していると報道されていた。
WotCは、Tencentとは複数のIPについてパートナーシップを結んでおり、定期的な話し合いの場があると説明。
「インターネット上の噂にコメントする習慣はない」と前置きした上で、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のIPを売却するつもりはなく、今後も継続していくことを強調。パートナーとは最高のデジタル体験をファンへどう提供するか話し合っていると語った。
また、「M&Aやライセンス契約について憶測や噂にはこれ以上コメントしない」と立場を明確にしている。
Hasbroは近年経営が低迷しており、2023年には従業員全体の約20%に相当する1,900人のレイオフを実施している。 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は、1974年にTSR社から発売された世界で高い人気を誇るTRPG。
トレーディングカードゲーム『Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)』や『デュエル・マスターズ』を開発するWotCが1997年にTSRを買収。1999年にHasbroがWotCを買収する形で現在の権利を保有している。【はじめてのD&D】「基本の遊び方」- ダンジョンズ&ドラゴンズの遊び方
2023年には『バルダーズ・ゲート3』以外にも映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』が公開されるなど、人気が再燃していた。
「『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のIPを売却するつもりはない」と宣言した。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』については2月1日、親会社であるアメリカの大手玩具メーカー・Hasbro(ハズブロ)社が、中国のTencent(テンセント)への売却を検討していると報道されていた。
ネット上で話題になった売却の噂に異例の対応を見せたWotC社
WotCの声明が発表されたのは、ボードゲームなどの情報を扱う海外メディア・Dicebreakerの記事(外部リンク)。WotCは、Tencentとは複数のIPについてパートナーシップを結んでおり、定期的な話し合いの場があると説明。
「インターネット上の噂にコメントする習慣はない」と前置きした上で、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のIPを売却するつもりはなく、今後も継続していくことを強調。パートナーとは最高のデジタル体験をファンへどう提供するか話し合っていると語った。
また、「M&Aやライセンス契約について憶測や噂にはこれ以上コメントしない」と立場を明確にしている。
世界で人気の『D&D』IP売却を巡る報道
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』については1日、TencentへのIP売却が検討されていると中国の雪豹财经社が報道。同社の記事では、RPGゲーム『バルダーズ・ゲート3』を手がけたベルギーのゲームスタジオ・Larian Studiosが、出資を受けているTencentへの売却を仲介したとされていた。Hasbroは近年経営が低迷しており、2023年には従業員全体の約20%に相当する1,900人のレイオフを実施している。 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は、1974年にTSR社から発売された世界で高い人気を誇るTRPG。
トレーディングカードゲーム『Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)』や『デュエル・マスターズ』を開発するWotCが1997年にTSRを買収。1999年にHasbroがWotCを買収する形で現在の権利を保有している。
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