映画『オッペンハイマー』の原案 「原爆の父」のノンフィクションが文庫化

映画『オッペンハイマー』の原案 「原爆の父」のノンフィクションが文庫化
映画『オッペンハイマー』の原案 「原爆の父」のノンフィクションが文庫化

早川書房から刊行される『オッペンハイマー(上・中・下)』表紙/画像はHayakawa Books & Magazines(β)より

物理学者J・ロバート・オッペンハイマーさんの評伝『オッペンハイマー(上中下巻)』がハヤカワ・ノンフィクション文庫から、1月20日(土)に刊行される。

本作は2024年に日本でも公開される映画『オッペンハイマー』の原案にもなったノンフィクション作品。

原爆の父」と呼ばれたオッペンハイマーさんの生涯を描き、人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何かを問う。

「原爆の父」と呼ばれた天才物理学者の半生を描くノンフィクション

『オッペンハイマー』はジャーナリストのカイ・バードさんと、歴史学者のマーティン・J・シャーウィンさんによって2005年に刊行されたものの日本語訳。

25年にわたり、膨大な数の関係者や家族の証言や史料を丹念に取材。人類に原子力をもたらした科学者の実像をあぶり出す内容で、2006年のピュリッツァー賞を受賞した。

日本では、2007年に『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』のタイトルで、翻訳家・河邉俊彦さんとPHP研究所より単行本が刊行されている。

今回、物理学者の山崎詩郎さんによる監訳や、新たな解説を付して改題の上で文庫化。

解説には山崎詩郎さんの他、哲学者/論理学者の高橋昌一郎さん、アメリカ思想史家/映画批評家の入江哲朗さんの名前が並ぶ。

2024年公開となる映画『オッペンハイマー』

日本での公開が危ぶまれていたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』。 この映画は、上記のノンフィクションを原案とし、オッペンハイマーさんの半生を描いた作品。

世界の運命を握ると同時に、世界を破滅させる危機に直面するという矛盾を抱えた男の、知られざる人生を描き出す壮大な実話ドラマになっている。

7月21日より米国で公開され、12月には世界興行収入が9億5千万ドルを突破。「ノーラン史上最高傑作」とも称えられ、実在した人物を描いた伝記映画作品として歴代NO.1を獲得している。

日本では公開が遅れていたが、役所広司さん主演の『PERFECT DAYS』や、稲垣吾郎さんと新垣結衣さん主演の『正欲』などの配給を担当しているビターズ・エンド社が12月7日、2024年の公開決定を発表している。

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