SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)が、2024年度の「公式カレンダー」を発売しないと11月15日(水)に発表した。
故・ジャニー喜多川さんの性加害問題を発端に、批判が殺到した大手マスメディアによるSMILE-UP.への癒着や忖度。
特に、出版業界が長らく本件を報じてこなかった理由について、これらSMILE-UP.の所属タレントたちを起用した「公式カレンダー」の存在が指摘されていた。
オリコンの調査(※)によれば、2023年上半期時点で、2023年度のKing&Prince(5人体制時)のカレンダーは約35万部、Snow Manのカレンダーは約33万部を記録。どちらも2690円(本体2,445円)で発売されたため、それぞれ最低でも9億円以上の売上を記録している。
3月に英BBCによる報道や元ジュニア(旧ジャニーズJr.)の告発が行われるまで、出版業界で大々的にSMILE-UP.の性加害問題が報じられてこなかった背景には、このようなSMILE-UP.公認の「公式カレンダー」の利権があるからではないかとの指摘も存在していた(外部リンク)。
SMILE-UP.の性加害問題が社会的に取り沙汰され、社名や体制の変更が行われている現在、「第74回NHK紅白歌合戦」にもSMILE-UP.所属タレントの出場はゼロ。1979年以来、44年ぶりとなった。
なお、今回の発表に際し、SMILE-UP.はファンに対して「残念なお知らせとなってしまうことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。
※「オリコン上半期ランキング2023」グッズ・マルチメディア部門TOP10 集計期間:22年12月5日~23年5月29日
故・ジャニー喜多川さんの性加害問題を発端に、批判が殺到した大手マスメディアによるSMILE-UP.への癒着や忖度。
特に、出版業界が長らく本件を報じてこなかった理由について、これらSMILE-UP.の所属タレントたちを起用した「公式カレンダー」の存在が指摘されていた。
大手出版社が1社1グループずつ発売 旧ジャニーズ公認「公式カレンダー」
毎年、集英社・講談社・小学館・新潮社・マガジンハウスなど大手出版社より1社1グループずつ発売されてきた、SMILE-UP.公認の「公式カレンダー」。オリコンの調査(※)によれば、2023年上半期時点で、2023年度のKing&Prince(5人体制時)のカレンダーは約35万部、Snow Manのカレンダーは約33万部を記録。どちらも2690円(本体2,445円)で発売されたため、それぞれ最低でも9億円以上の売上を記録している。
3月に英BBCによる報道や元ジュニア(旧ジャニーズJr.)の告発が行われるまで、出版業界で大々的にSMILE-UP.の性加害問題が報じられてこなかった背景には、このようなSMILE-UP.公認の「公式カレンダー」の利権があるからではないかとの指摘も存在していた(外部リンク)。
SMILE-UP.の性加害問題が社会的に取り沙汰され、社名や体制の変更が行われている現在、「第74回NHK紅白歌合戦」にもSMILE-UP.所属タレントの出場はゼロ。1979年以来、44年ぶりとなった。
なお、今回の発表に際し、SMILE-UP.はファンに対して「残念なお知らせとなってしまうことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。
※「オリコン上半期ランキング2023」グッズ・マルチメディア部門TOP10 集計期間:22年12月5日~23年5月29日
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