ゲーセンミカド店長が新書 ゲームセンターの趨勢、コロナ禍の生存戦略まで

ゲーセンミカド店長が新書 ゲームセンターの趨勢、コロナ禍の生存戦略まで
ゲーセンミカド店長が新書 ゲームセンターの趨勢、コロナ禍の生存戦略まで

画像はTwitterのゲーセンミカド総合アカウントから

ゲーセン戦記: ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀』が、6月8日(木)に中公新書ラクレより刊行される。

伝説のゲームセンターとして国内外からゲーマーが訪れる聖地・ゲーセンミカド

同店の池田稔店長が、数々の名作タイトルと共に現場からみたゲーセンの趨勢を語る、ゲーセンの歴史と未来が記された1冊となっている。

ゲーセンミカド店長が語るゲームセンターの趨勢

本書の内容紹介によれば、ゲームセンターは80年代の全盛期から85%以上減少。

一方で高田馬場と池袋で営業しているゲーセンミカドは、1990年代前後のアーケードゲームなど多彩なタイトルを取り揃え、各種大会やトークイベントを開催。

その模様や攻略法などを積極的にネットで配信しており、日本国内だけでなく、海外からもゲーム好きが訪れるゲーマーの聖地として独自の地位を築いてきた。 そうした実績もあって、2020年4月にコロナ禍に伴う売上減少を理由に行ったクラウドファンディングで、開始から1日も経たず目標金額である2000万円を突破。最終的に約3700万円を集めた。また、2021年3月にもプロジェクトを成功させ1500万円を集めている。

『ゲーセン戦記: ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀』では、そんなゲーセンミカド高田馬場店の池田稔店長が、同店に関係の深いライター・ナカガワヒロユキさんを聞き手に迎え、シューティングゲームブームからコロナ禍での生き残り戦略までを語っている。

【目次(一部抜粋)】
1 始まりから成熟の時代 1974~1996
始まりは『ゼビウス』/『グラディウス』の衝撃/ゲームセンター文化とスコア/UFOキャッチャー/対戦格闘ゲームの流行 他

2 衰退の時代 1997~2005
プリクラブーム/ネットワークシステムの登場/退職、そして起業/モンハンとコミュニケーションノート/麻雀ゲームについて 他

3 転換の時代 2006~2010
僕はゲームセンターを始めた/歌舞伎町から高田馬場へ/配信の力 他

4 淘汰の時代 2011~2018
震災と強盗事件/閉店ラッシュ/音ゲーとプライズ/ユーチューブの本領/インバウンドとメダルゲーム/eスポーツとゲーセン 他

5 混乱の時代 2019~2023
クラウドファンディング/新型コロナ……ゲームセンター最大の危機/ゲーセンの未来に向けて/生き残るための知恵 他Amazon販売ページより

この記事どう思う?

この記事どう思う?

ゲームの現場を追う

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。