Twitter、無料の認証バッジは4月20日で削除 有料プラン加入者に一本化

Twitter、無料の認証バッジは4月20日で削除 有料プラン加入者に一本化
Twitter、無料の認証バッジは4月20日で削除 有料プラン加入者に一本化

UnsplashSouvik Banerjeeが撮影した写真

イーロン・マスク(Elon Reeve Musk)さんが4月12日、以前から存在する無料の認証バッジは4月20日(木)に削除されるとツイートした。

無料の認証バッジは、Twitterが一定の要件に基づき、著名で信頼に値するアカウントを個別に認証し、青いチェックマークを付与してきたもの。

現在では青いチェックマークは、有料課金プラン・Twitter Blueに加入していることを表すマークとして付与されており、2つの意味が混在していた。

著名で信頼に値するアカウントだった旧認証バッジ

Twitter社は3月、2022年11月9日以前まで行われていた、著名で信頼に値するアカウントに青いチェックマークを付与する従来の認証プログラムを廃止することを決定。

2023年4月1日より、従来の青いチェックマークの削除を開始することを発表していた(外部リンク)。

ヘルプセンターによれば、Twitterでは以前までの認証バッジを、「公共の利益にかなったアカウントとして個別に認証し、その証明のために青いチェックマークを使用」(外部リンク)。

このため、認証バッジは、他のユーザーに「公認」や「公式」といった印象を与えるものとして機能してきた側面もある。

課金プラン「Twitter Blue」加入者を示すマークへ

現在の認証バッジは、1月に開始した有料課金プラン・Twitter Blueに加入していることを表すマークとして付与。

Twitter Blueのユーザーは、認証バッジのほか、140文字を越えた字数の投稿や「ツイートを編集」などの機能が利用可能になり、通常のユーザーよりフォロワーの「おすすめ」タイムラインに表示されやすくなるなどの恩恵が得られる。

それらのアルゴリズムは、世界中のエンジニアたちによって分析が進められており、ツイートやフォロワー数を伸ばすための方法、ひいてはプラットフォームで優遇される方法が明らかになっている。 Twitter BlueはWeb版が月額980円、iOS版は月額1380円。

なお、Twitterを運営していたアメリカのTwitter社は、イーロン・マスクさんの保有する「X Corp.」という企業に吸収合併され統合。現在、Twitter社は企業として存在していないことが明らかになっている(外部リンク)。
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