1946年にブランドが創設されて以来、77年の歴史において初の試みとなる。
米フェンダーのCEOであるアンディ・ムーニーさんは発表に際し、「最先端の音楽体験と革新的なマーチャンダイジングを組み合わせたこのストアは、全国の正規取扱店での販売ビジネスにも大きな相乗効果をもたらすと考えています」とコメントを寄せた。
2大エレキベース/ギターの一角「Fender」の旗艦店
Fenderは、Gibson(ギブソン)と並び、エレキベース/ギターにおける2大ブランドとも称される大手楽器メーカー。エレキベースを代表する定番モデル「ジャズベース」や「プレシジョンベース」は、Fenderが開発した。そのFender初の旗艦店となる「FENDER FLAGSHIP TOKYO」は、原宿の商業ビル・THE ICE CUBESの地下1階から地上3階の4フロアに渡った大規模ストアとしてオープン。
エレキベース/ギター、アコースティックギター、アンプ、ペダルをはじめ、楽器アクセサリーやライフスタイル商品含む、フェンダー®およびスクワイヤー®のあらゆる製品がラインナップ。また、最新の楽器や関連機材の販売のみならず、楽器を弾かないユーザーも気軽に立ち寄り、楽しめるサービスを企画しているという。
アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』効果で楽器ブームが再燃?
日本テレビ系列のニュース番組「news every.」の特集によれば、総合楽器店・島村楽器では『ぼっち・ざ・ろっく!』関連商品のギターが(通常の)数十倍の売り上げを記録。同社社員に「過去にもそんなに例のない盛り上がり方」と言わしめた。
そんな今、エレキベース/ギター2大ブランドの一角であるFenderの旗艦店が日本にオープンすれば、楽器市場のさらなる盛り上がりに繋がっていくのだろうか。
フェンダーCEO「販売ビジネスにも大きな相乗効果をもたらしうる」
【フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション CEO アンディ・ムーニーさんコメント】
創設者レオ・フェンダーは、『アーティストは天使であり、彼らに羽ばたくための翼を与えることこそが、我々の使命である』ことをビジョンとして掲げており、フェンダーはあらゆるステージのプレイヤーに音楽の楽しさを体感いただくために、様々なリソースを投資しています。この度、世界で初めてオープンする旗艦店『FENDER FLAGSHIP TOKYO』は、その一環であり、最先端の音楽体験と革新的なマーチャンダイジングを組み合わせたこのストアは、全国の正規取扱店での販売ビジネスにも大きな相乗効果をもたらすと考えています。そして、プレイヤーにとってフェンダーがさらに価値ある大きな存在となるための非常に重要な一歩となるでしょう。
【フェンダーミュージック株式会社 代表取締役社長 アジアパシフィック統括 エドワード・コール】
フェンダーは40年以上にわたり、ここ日本と強固な関係を築いてきました。この度、“音楽の旅”を歩むあらゆるギター/ベースプレイヤーをサポートし続けるための次なるフェーズとして、このフラッグシップストアを発表できたことを大変嬉しく思います。日本は、世界の音楽市場において重要な役割を担っており、フェンダーの豊かな歴史と伝統を発信するのに最適なエリアです。また、原宿・表参道は、ファッション、ライフスタイルなど、様々なカルチャーの中心地であり、我々は、このエリアから現代プレイヤーのニーズに合わせたマーケティング、製品開発、サービス
を展開していきます。そして、歴史と伝統を誇るフェンダーブランドをここ日本から世界へと、さらなる発展を目指してまいります。
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