マニアも多いサメ映画に続くパニック系作品の主役を張るのは、意外にもカブトガニだった?
全国各地の映画館で公開されている『キラーカブトガニ』が今、密かに注目を集めています。
【画像】殺られちゃう? 映画『キラーカブトガニ』の場面写真
株式会社サイゾーの映画事業部・エクストリームが配給する『キラーカブトガニ』が異例のロングヒットとなっています。映画『キラーカブトガニ』予告編
『キラーカブトガニ』の舞台となるのは、廃炉となった原発が爆破処理されたカリフォルニアのある海辺の町。
謎の行方不明事件が続発し、白骨と化した被害者が発見されるなか、犯人は放射能の影響で凶暴・巨大化したカブトガニだった……というあらすじ。
TV番組『王様のブランチ』内の映画コーナーでも取り上げられ、劇場が満席になる回も多々。この反響を受けて、全国各地の映画館で上映期間の延長がひっきりなしにアナウンスされているそうです。
しかし、かなり地味な印象のあるカブトガニをなぜ主役に起用したのか。製作・監督・脚本・編集を担当し、6年の歳月をかけて本作を完成させたピアース・ベロルゼイマー監督は、以下のように語っています。
『キラーカブトガニ』のパンフレットに掲載されているインタビューでは、『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』の打越鋼太郎さん、「ダンガンロンパ」シリーズの寺澤善徳さんと小高和剛さん、「Deadly Premonition(レッドシーズプロファイル)」シリーズのSWERYさん、『Voice of Cards』のヨコオタロウさん、「Xenoblade Chronicles(ゼノブレイド)」の高橋哲哉さんと、多くのゲームクリエイターから影響を受けていることが明かされています。
さらに、随所に某日本映画を意識したであろうカットがいくつもあり、劇中にも日本へのリスペクトが見て取れる内容になっています。
そしてそんなシーンの元ネタが何なのかを考えながら観賞するのも、楽しみの一つです。
全国各地の映画館で公開されている『キラーカブトガニ』が今、密かに注目を集めています。
【画像】殺られちゃう? 映画『キラーカブトガニ』の場面写真
異例のロングヒットを記録する映画『キラーカブトガニ』
大手映画会社が配給する作品を除くと、映画館で公開される作品のほとんどが1~2週間で上映が終了する昨今。株式会社サイゾーの映画事業部・エクストリームが配給する『キラーカブトガニ』が異例のロングヒットとなっています。
謎の行方不明事件が続発し、白骨と化した被害者が発見されるなか、犯人は放射能の影響で凶暴・巨大化したカブトガニだった……というあらすじ。
TV番組『王様のブランチ』内の映画コーナーでも取り上げられ、劇場が満席になる回も多々。この反響を受けて、全国各地の映画館で上映期間の延長がひっきりなしにアナウンスされているそうです。
「こんなに流行るとは」宣伝担当者もびっくりの状況
エクストリームの宣伝担当者が、「正直、まさかこんなに流行るとは思っていませんでした……」と驚くほどだという映画『キラーカブトガニ』。しかし、かなり地味な印象のあるカブトガニをなぜ主役に起用したのか。製作・監督・脚本・編集を担当し、6年の歳月をかけて本作を完成させたピアース・ベロルゼイマー監督は、以下のように語っています。
実際、劇中でめちゃくちゃ人の顔を食ってます! その衝撃はぜひ劇場で確認してみてください。「どうして誰もカブトガニの映画を作っていないのか?」と、長年疑問に感じていました。一見、カブトガニは人畜無害そうに見えますが、僕はひっくり返ったカブトガニの姿を見るたびに「こいつらは人の顔でも食べそうだな」と思っていたんです。
大の親日家! ピアース・ベロルゼイマー監督
また、ピアース・ベロルゼイマー監督は大の親日家なのだとか。『キラーカブトガニ』のパンフレットに掲載されているインタビューでは、『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』の打越鋼太郎さん、「ダンガンロンパ」シリーズの寺澤善徳さんと小高和剛さん、「Deadly Premonition(レッドシーズプロファイル)」シリーズのSWERYさん、『Voice of Cards』のヨコオタロウさん、「Xenoblade Chronicles(ゼノブレイド)」の高橋哲哉さんと、多くのゲームクリエイターから影響を受けていることが明かされています。
さらに、随所に某日本映画を意識したであろうカットがいくつもあり、劇中にも日本へのリスペクトが見て取れる内容になっています。
そしてそんなシーンの元ネタが何なのかを考えながら観賞するのも、楽しみの一つです。
ピアース・ベロルゼイマー監督のコメント
僕は昔から往年の怪獣映画を僕なりの「外国人解釈」を加えて作りたいと考えていました。そして、この映画には僕が大好きな日本のカルチャーがたくさん詰まっています。欧米の価値観が目立つかもしれませんが、本作が栄えある日本の怪獣・特撮映画の歴史の中で成功することを願っています。
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