サメってなんだろう? A級からトンデモまで収録『サメ映画大全』に深淵をみる

サメってなんだろう? A級からトンデモまで収録『サメ映画大全』に深淵をみる
サメってなんだろう? A級からトンデモまで収録『サメ映画大全』に深淵をみる

『サメ映画大全』

POPなポイントを3行で

  • サメ映画をまとめた書籍『サメ映画大全』発売
  • 1962年から今日までのサメ映画をピックアップ
  • サメは海に陸に雪原に宇宙に便器に出現する
サメ映画ライター・知的風ハットさんによる“サメ映画"の数々をまとめた評論本『サメ映画大全』が7月22日(木)に発売される。

サメ映画の金字塔『ジョーズ』をはじめ、サメの顎とタコの腕を持つ生物兵器『死神ジョーズ 戦慄の血しぶき』、恐怖のサメ人間映画『海棲獣』、陸を泳いで襲い掛かる『ビーチ・シャーク』、多頭系シリーズの先駆け『ダブルヘッド・ジョーズ』、トンデモ系サメ映画のイノベーション『シャークネード』など100作以上を掲載。

サメ映画の評論本でもあり、入門書としても堪能することができる。

何でもあり! もっとも自由な題材「サメ映画」

【告知】浅井ラム、サメ映画の本を出す(書籍『サメ映画大全』)【浅井ラム】
スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年のサメ映画『ジョーズ』は、世界中で大ヒットを記録。

以後、多くのサメ映画が制作されてきたが、物語・音楽・映像と驚異の完成度を持つ『ジョーズ』を越えるのは難しく、やがてB級映画と呼ばれるトンデモ設定の「サメ映画」が多く制作されてきた。

ビーチに、雪原に、宇宙に、便器にも出現するし、多頭化、メカ化、タコ化、幽霊化など、サメ映画のサメは無限の可能性を持っている。

約60年から厳選『サメ映画大全』

『サメ映画大全』では、1962年から2020年12月31日までに日本国内でソフト化されたサメ映画をピックアップ。

執筆時に日本国内でソフト化されていなかったサメ映画や、本書に設けたサメ映画の定義からはやや外れる“準サメ映画”については別途コラム形式で補完される。

また、知的風ハットさんは、人気映画系VTuber・浅井ラムさんとしても活動しており、告知動画を配信している。

❖目次
はじめに
サメ映画の定義

SHARK 1 1962~1980
幻のサメ映画 『チコと鮫』
いわく“『ジョーズ』より古いサメ映画" 『ザ・シャーク』
サメ映画の原点 『ジョーズ』
シャーク・ノワール 『地獄のジョーズ `87最後の復讐』
リラクゼーション・シャーク・ムービー 『タイガーシャーク』
本家『ジョーズ』の再来 『ジョーズ2』
『チコと鮫』のリメイク作品 『少年と鮫』
仄暗い海の底から 『ジュラシック・ジョーズ』

コラム “山のジョーズ"について

SHARK 2 1981~1990
イタリアン・ジョーズ 『ジョーズ・リターンズ』
飛び出す3D『ジョーズ』展 『ジョーズ3』
トンデモ系サメ映画のパイオニア 『死神ジョーズ 戦慄の血しぶき』
ジョーズ FINAL WARS 『ジョーズ'87 復讐篇』
『ジョーズ・アタック2』とは無関係のサメ映画 『死海からの脱出』
スタンド・バイ・シャーク 『ディープ・ブラッド 復讐のシャーク』

コラム 準サメ映画について

SHARK 3 1991~2000
廃材アートのサメ映画 『ジョーズ'96 虐殺篇』
サメ映画からの物体X 『プロテウス』
川の流れのように 『ジョーズ'98 激流篇』
恐怖のサメ人間映画 『海棲獣』
シャークアタック三部作の第一部 『シャークアタック』
初代『ジョーズ』に並ぶサメ映画 『ディープ・ブルー』
シャークアタック三部作の第二部 『ディープ・ライジング』

コラム 中国のサメ映画について

SHARK 4 2001~2010
復讐悲劇のサメ映画 『シャーク・ハンター』
シャークアタック三部作の第三部 『ディープ・ライジング コンクエスト』
カルカロクレス・メガロドン 『メガロドン』
プロレタリア・シャーキング・パニック! 『レッド・ウォーター サメ地獄』
無個性のサメ映画 『ディープシャーク』
オープン・ウォーターシリーズの一作目 『オープン・ウォーター』
ジョーズ・オリジン 『ジョーズ 恐怖の12日間』
サメ映画のアウトバーン 『ブルーサヴェージ』
UFO製サメ映画 『生体兵器アトミックジョーズ』
ボーイ・ミーツ・シャーク 『ブルーサヴェージ セカンドインパクト』
スペースシップと潜水艦のサメ映画 『インパクト』
沈黙のサメ映画 『キラー・シャーク 殺人鮫』
ランニングタイム164分のサメ映画 『凶悪海域 シャーク・スウォーム』
ヴェネツィアのサメ映画 『シャーク・イン・ベニス』
世にも珍しいミツクリザメ映画 『ジョーズ・イン・ツナミ』
純国産和風サメ映画 『ジョーズ・イン・ジャパン』
トンデモ系サメ映画のブレイクスルー 『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』
シャーク×ダイナソー=ディノシャーク 『ディノシャーク』
シャーク+オクトパス=シャークトパス 『シャークトパス』
『オープン・ウォーター』とは無関係のサメ映画 『赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター』
メガ・シャークの逆襲 『メガ・シャークVSクロコザウルス』

コラム 『ファインディング・ニモ』について

SHARK 5 2011~2020
スーパー・シャーク! ! 『シャーク・アタック! ! 』
水陸両用のサメ映画 『ビーチ・シャーク』
沼地のサメ映画 『フライング・ジョーズ』
「その数、46種類」 『シャーク・ナイト』
雪山が舞台のサメ映画 『スノーシャーク 悪魔のフカヒレ』
一挙両得のサメ映画 『ダブルヘッド・ジョーズ』
スタイリッシュ・シャーク・ムービー 『パニック・マーケット3D』
時代錯誤の魔物 『ジュラシック・シャーク』
デス・ゲーム系サメ映画 『シャーク・ウィーク』
マカロニ野郎のニュージャージーサメ襲撃事件 『ジョーズ・リターン』
不死身のサメ映画 『アイス・ジョーズ』
ゴースト サメ映画の幻 『ゴースト・シャーク』
トンデモ系サメ映画のイノベーション 『シャークネード』
サメえいがチャンピオンまつり 『メガ・シャークVSメカ・シャーク』
プテロダクティルス+バラクーダ=プテラクーダ『シャークトパスVSプテラクーダ』
ナノスケールのサメ映画 『ピラニアシャーク』
シャークネードシリーズの決定版 『シャークネード カテゴリー2』
ドルフ・ラングレンinサメ映画 『ドルフ・ラングレン 処刑鮫』
三位一体のサメ映画 『トリプルヘッド・ジョーズ』
キラーホエール+ウルフ=狼鯨 『シャークトパスVS狼鯨』
ギャングとダイアモンドのサメ映画 『シャーク・キラー』
進撃のサメ映画 『メガ・シャークVSグレート・タイタン』
PART SHARK, PART MACHINE, ALL MOVIE. 『ロボシャークvs.ネイビーシールズ』
サメ映画・ブレイク 『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』
レイダース 失われたシャーク 『ロスト・ジョーズ』
ジョーズVSエクソシスト 『デビルシャーク』
シャーク・オブ・ザ・デッド 『ゾンビシャーク 感染鮫』
サメ映画のスター・ウォーズ計画 『シャークネード エクストリーム・ミッション』
サメ映画、あるいは現代のプロメテウス 『フランケンジョーズ』
プラネット・オブ・ザ・ジョーズ 『PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星』
『ディープ・ブルー』とは無関係のサメ映画 『ディープブルー・ライジング』
バーニングジョーズ 『シン・ジョーズ』
“『ジョーズ』以来のA級サメ映画" 『ロスト・バケーション』
シャークネード・シークエル・トリロジー 『シャークネード4(フォース)』
オープン・ウォーターシリーズの三作目 『ケージ・ダイブ』
ソリッド・シチュエーション・スリラー物のサメ映画 『海底47m』
エレクトリカル・シャーク・パレード 『シャーク・ショック』
マーク・ポロニアの逆襲 『ランドシャーク 丘ジョーズの逆襲』
四の五の言うサメ映画 『ファイブヘッド・ジョーズ』
続・鮫の惑星 『鮫の惑星 海戦記(パシフィック・ウォー)』
シン・シャークネード 『シャークネード5 ワールド・タイフーン』
住まいと暮らしのサメ映画 『ハウス・シャーク』
六道輪廻のサメ映画 『シックスヘッド・ジョーズ』
アナザー・メガロドン 『MEGALODON ザ・メガロドン』
ジェイソン・ステイサムVSサメ映画 『MEG ザ・モンスター』
エルム街のジョーズ 『ジョーズ キング・オブ・モンスターズ』
パッチワークのサメ映画 『ホワイトシャーク』
ディープ・ブルーシリーズの二作目 『ディープ・ブルー2』
最初で最後の“シャークネード" 『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』
『海底47m』の続編 『海底47m 古代マヤの死の迷宮』
ディープ・ブルーシリーズの三作目 『ディープ・ブルー3』
『ホワイトシャーク』とは無関係のサメ映画 『ホワイトシャーク 海底の白い死神』

コラム 日本国内未ソフト化サメ映画について

作品索引

登場人物誰が食われるか予測しちゃう

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書籍情報

『サメ映画大全』

価格
2,200円(税込)
出版社
‎左右社
発売日
2021/7/22
単行本
240ページ
ISBN-10
4865280340
ISBN-13
978-4865280340
寸法
21 x 14.8 x 2.5 cm

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