クリエイティブソフトウェアの最大手・Adobe社が、「Adobe Creative Suite 6(CS6)」および初期バージョンの「Adobe Creative Cloud(Adobe CC)」について、ログインサポートを1月31日(火)に終了する。
両ソフトをサブスクリプションで利用しているユーザーは、今後はログインができなくなりアプリケーションの利用が不可能に。
対して、両ソフトをシリアル番号ライセンスで利用しているコンピュータ端末は今後も継続して利用できるものの、再インストールや再ライセンス認証ができなくなる。
「Adobe Creative Suite 6」は2012年、サブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud」が日本で提供開始されると同時に発売されたパッケージソフトウェア。
その前年となる2011年に、Adobeは同社製品の提供を、サブスクリプションによるライセンス契約に移行すると予告(外部リンク)しており、結果として「Adobe Creative Suite 6」は最後の買い切り型(永続ライセンス型)製品となった。
もともとは「Adobe Creative Suite 6」及び初期バージョンのAdobe CCのログインサポート終了は2022年10月1日と通達されていたが、スケジュールを再検討して新たに発表されたサポート終了日が1月末だった。
今回の発表の中で、Adobe社は、「セキュリティの観点からも、最新バージョンへアップデートいただくことを強く推奨いたします」とユーザーに呼びかけている(外部リンク)。
両ソフトをサブスクリプションで利用しているユーザーは、今後はログインができなくなりアプリケーションの利用が不可能に。
対して、両ソフトをシリアル番号ライセンスで利用しているコンピュータ端末は今後も継続して利用できるものの、再インストールや再ライセンス認証ができなくなる。
Adobe最後の買い切り型「Adobe Creative Suite 6」
デザイン・グラフィック制作用ソフトの「Photoshop」「Illustrator」や動画制作用ソフトの「Premiere Pro」「After Effects」をはじめ、クリエイティブ系の業界標準ツールを開発・販売するAdobe。「Adobe Creative Suite 6」は2012年、サブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud」が日本で提供開始されると同時に発売されたパッケージソフトウェア。
その前年となる2011年に、Adobeは同社製品の提供を、サブスクリプションによるライセンス契約に移行すると予告(外部リンク)しており、結果として「Adobe Creative Suite 6」は最後の買い切り型(永続ライセンス型)製品となった。
あえて「CS6」を使い続けるユーザーも
その後、Adobe社は2021年までに「Adobe Creative Suite 6」のサポートを終了(外部リンク)。もともとは「Adobe Creative Suite 6」及び初期バージョンのAdobe CCのログインサポート終了は2022年10月1日と通達されていたが、スケジュールを再検討して新たに発表されたサポート終了日が1月末だった。
今回の発表の中で、Adobe社は、「セキュリティの観点からも、最新バージョンへアップデートいただくことを強く推奨いたします」とユーザーに呼びかけている(外部リンク)。
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