オープニング映像は、「アイウエ feat. 美波, SAKURAmoti」の楽曲に合わせ、原作漫画テイストな白黒のラムがカラーになったかと思えば、あたる目がけて飛び出してくる。
一方、初代アニメにも通じる“流れ星”が大きなハートを描いて始まるエンディングは、楽曲「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」を使った映像だ。
どちらも原作・初代アニメから『うる星やつら』という作品が辿って来た歴史へのリスペクトが散りばめられている。
【画像】どこで止めても名シーンなOP・EDカット
踊り、躍動するラムがかわいいオープニング
オープニング映像の絵コンテ・演出をつとめたのは、10月放送作品では『チェンソーマン』でもオープニング監督を担当した、ツインエンジン所属のアニメーター・山下清悟さん(外部リンク)。令和版うる星やつらOP1コンテ演出として参加させていただきました。自分のアイデアを受け入れてくださったうる星関係者皆様に感謝です。 https://t.co/QuYd00H5SC
— 山下清悟 Shingo Yamashita (@yama_ic) October 13, 2022
映像では、あたるの背景に白黒のラムが描き出されていき、その中の1枚がカラーとなって、あたるへダイブ。サビに入ると、ステージでラムがキュートに踊り出す。
そんなラムをあたるやしのぶ、サクラ、ランなどが観客席から眺め、その後ろでは面堂を中心とした応援団が、サイリウムを手に持ちオタ芸を踊るユニークなシーンが描かれている。
SNSにラムが自身の動画を投稿したかのような現代的シーンがある一方で、原作漫画を感じさせるイラストも随所に登場。
“ソワソワ”“キョロキョロ”など印象的なフレーズが使われている歌詞にも聞き逃さないようにしたい。
初代アニメにも通じるエディング映像
一方、エンディング映像は、アニメ本編のシリーズディレクター・亀井隆広さんが手がけている。冒頭、“流れ星”が大きなハートを描くのは初代アニメにも通じるシーン。ラフなファッションに身を包んだポップな色合いのラムが映し出されていく。
サビでは夜空に浮かぶラムにたくさんの星やハートが降り注ぎ、流れ星も流れていくという、オープニング同様『うる星やつら』の歴史にリスペクトを捧げたシーンが散りばめられた内容だ。
また、『うる星やつら』Blu-ray Disc&DVD BOXも発売決定。Vol.1には第1話~第11話までを、Vol.2には第12話~第23話を収録。
完全生産限定版には「原作者・高橋留美子描き下ろしイラストカード」「キャラクターデザイン・浅野直之描き下ろしスペシャルBOX」、特典CDなど特典が同梱している。
令和版『うる星やつら』に集結した絶妙な声優陣
TVアニメ『うる星やつら』
キャストは、主人公の諸星あたる役の神谷浩史さん、ラム役の上坂すみれさん、三宅しのぶ役の内田真礼さん、面堂終太郎役の宮野真守さん、チェリーこと錯乱坊役の高木渉さん、サクラ役の沢城みゆきさんら、主役級の声優陣が集結。
ほかにも、花澤香菜さん、小西克幸さん、早見沙織さん、石上静香さん、水樹奈々さん、三宅健太さん、櫻井孝宏さん、井上麻里奈さんと、令和という今のアニメ化にあたって、絶妙なキャスティングが放送前から反響を呼んでいた。
さらにはあたるの父を古川登志夫さん、あたるの母を戸田恵子さん、ヒロイン・ラムの父を小山力也さん、ラムの母を平野文さんが担当。『うる星やつら』は1980年代にもTVアニメ化されており、古川登志夫さんと平野文さんは、1980年代版アニメであたるとラムを演じた2人だ。
『うる星やつら』は、10月13日よりフジテレビ・ノイタミナほかで毎週木曜24時55分から放送中。
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