「electribe」は音楽を演奏する為の機械
チーターマンのテーマ (ACID MIX)
今回発表された「electribe」と「electribe sampler」。そもそも「electribe」とは、主にダンスミュージックなどを演奏するための音楽製品。初心者でも操作しやすいインターフェースや、経験者にとっても使いやすいことから、いまだに多くのクリエイターから支持を集めている。
これまでに、1999年に発売された『ELECTRIBE A/R』からはじまり、マイナーアップデートを含めた10機種とiPadアプリを発表。
2006年頃からYoutubeやニコニコ動画などで、2003年に発売された「ELECTRIBE MX」をリアルタイムに演奏しながらフレーズをつくり上げる"beat making"と呼ばれる動画が多数投稿。一部では「ELECTRIBE」を「ERECTRIBE」と読み替え、「ELECTRIBE」を使う人たちを“勃起部族”と呼ぶこともあった。
しかし2014年現在、時代の流れとともに、すべてのモデルが生産終了状態となってしまっていた。
Ableton Liveの出力対応
新たに発表された「electribe」は、16個のパッドを使って直感的にパターンを作成。音程や音符の長さを1音ずつキー入力する「ステップ・レコーディング」対応、コード進行が複雑なハウスなどの音楽では欠かせない「ポリフォニー再生」にも対応している。さらに楽曲制作ソフト「Ableton Live」への出力にも対応しており、新たな音楽制作のワークフローを実現させている。
そのサンプラーモデル「electribe sampler」は、サンプル音源に加え、シンセ・ベースやパッド系の音色に便利なタイプのアナログ・モデリング音源も数種類搭載している。
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