渋谷に漫画の名所誕生なるか? クラウドファンディングで実現目指す

渋谷に漫画の名所誕生なるか? クラウドファンディングで実現目指す
渋谷に漫画の名所誕生なるか? クラウドファンディングで実現目指す

マンガサロン『トリガー』

渋谷・並木橋にマンガサロン「トリガー」をオープンしようと「マンガHONZ」のレビュワー・小林琢磨さんによるクラウドファンディングが開始した。

プロデュースを行うのは、ホリエモンこと堀江貴文さんが代表を務めるWebメディア「マンガHONZ」。3000タイトルを超える漫画を完備し、漫画に精通したコンシェルジュや漫画家を招いたイベントなどを行うスペースを目指すという。

「マンガHONZ」がプロデュース。総資金の半分・800万円を目標に

マンガサロン『トリガー』のイメージ

「マンガHONZ」は、公募と推薦によって選出した、漫画を心の底から愛し、年間1,000冊以上を読む社会人25名がボランティアで記事を作成しているWebメディア。堀江貴文さんが代表、株式会社コルクの佐渡島庸平さんが編集長をつとめ、マンガ愛好家の中で支持を集めている。

小林琢磨さんは、そんな「マンガHONZ」でボランティアとしてレビュワー活動をしており、そのマンガ好きが高じて、今回マンガサロンを立ち上げようと思ったそうだ。

昼間は約3000冊の漫画を読めるマンガ喫茶として、夜は漫画系のイベントスペースとして、全ての漫画好きが楽しめる空間になるとしている。

以前「マンガHONZ」で行われたうめ先生と鈴木みそ先生の対談イベント/このようなイベントを毎週行う予定

クラウドファンディングが順調に進んだ場合のスケジュールとして、4月上旬に内装工事をスタートし、5月中旬に開店準備、6月上旬にはオープンを予定している。

クラウドファンディングが成功しなかった場合は、店舗はオープンできないそうだ。

「深淵のブラックトリガー!」と「創世のゴッドトリガー!」

また、支援した場合もらえるリターンの「トリガーカード(会員権)」からもマンガ好きの個性がうかがえる。

5,000円の支援で「進撃のブロンズトリガー!」、100,000円の支援で「神々のダイヤモンドトリガー!」、300,000円の支援で「深淵のブラックトリガー!」、500,000円の支援で「超越のマスタートリガー!」、1,000,000円の支援で「創世のゴッドトリガー!」と、これが最強だと思ったら、さらにその上がいるという「少年ジャンプ的な世界観」によって命名されているそうだ。

漫画に限ったスペースではないものの、先行して渋谷に図書館兼バーという形態の「森の図書館」もクラウドファンディングで目標資金を集め、6月にオープンが予告されている。本を軸とした新たな文化的スペースの誕生が、渋谷にどんな影響を与えていくのか。マンガサロン「トリガー」の今後の動向に注目したい。

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

アニメ・漫画の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ