集英社のWeb漫画アプリ/サイト『少年ジャンプ+』で連載中の『HEART GEAR』が、8月17日に連載を再開しました。
『HEART GEAR』は、作者・タカキツヨシさんの体調不良によって2020年5月に休載を開始。今回の第30話「Revive」は、2年ぶりの更新となりました。
連載再開を記念して、8月31日まで全話無料で公開中です!(期間終了後も初回は無料)。
そんな崩壊後の世界に少女「ルゥ」と“ギア”と呼ばれる自立型ロボットの「ゼット」は二人で暮らしていました。
日課の探検に出かけたルゥは偶然見つけたギア「クロム」を起動させてしまいます。
ギアは通常、「研究用」「戦闘用」など、その目的に合わせた“基底プログラム”を持って作られるはずが、クロムには基底プログラムが設定されていません。
クロムの存在理由となる“基底プログラム”が見つかるまで、3人は共同で生活を始めます。
そんなある日、突如現れた、AIが暴走したギア「狂機(インセイン)」によってゼットは破壊。
狂機からルゥを守るため、クロムは自身の基底プログラムを「ルゥを守り続ける」ことに設定。クロムは圧倒的な戦闘力を見せ、狂機を鎮圧します。
ボディが破壊されたものの、ゼットのコアは無事だったため、彼を蘇生させるべく、ルゥとクロムが旅に出るところから、物語がはじまります。
荒れ果ててはいるものの、作中で描かれるのは、人間がつくり出した建築物や道具。そこからは今わたしたちが暮らしている現実世界と共通する要素も見えてきて、崩壊している世界にも関わらず親近感を感じさせてくれます。
人間がいないため、メンテナンスや修理ができず風化しつつあるギアたちも、近未来の存在であるはずなのに、どこかノスタルジックな雰囲気を漂わせながら世界の一部として溶け込んでいます。
そんな世界観の表現を可能にしているのが、タカキツヨシさんの圧倒的画力です。
ギアたちの細部までこだわられたデザイン、緻密な背景、いきいきと動くキャラクターたちの表現力には目を奪われます。
純粋で明るく健気なルゥはかわいいし、クールでめちゃくちゃ強いクロムはかっこよすぎます。
この2人のキャラクターだけでも見どころは十分なのですが、登場するギアたちもまた、魅力的なんです。
ギアのデザインは、人型のものからメカメカしい、いわゆるロボットっぽいものまで多様なものが登場。
人にはおおよそ無理なド迫力の戦闘も描かれますが、それだけではなく、ギアたちにはそれぞれ性格や価値観があって、ロボットというよりも人間のように見えます。
それでも、ギアたちの中に人間のルゥが入ると、不思議と「ギアたちはロボットなんだ」と認識させられてしまう。
「ギア同士のコミュニケーション」と、「ルゥとギアとのコミュニケーション」でキャラクターのとらえ方が変わるのが、この作品の特徴のひとつです。
『HEART GEAR』は、作者・タカキツヨシさんの体調不良によって2020年5月に休載を開始。今回の第30話「Revive」は、2年ぶりの更新となりました。
連載再開を記念して、8月31日まで全話無料で公開中です!(期間終了後も初回は無料)。
地球上にただひとり、人間の少女と機械生命体“ギア”の物語
『HEART GEAR』の舞台は、3度目の世界大戦によって地上から人類が一掃され、文明の残骸だけが残った200年後の世界。そんな崩壊後の世界に少女「ルゥ」と“ギア”と呼ばれる自立型ロボットの「ゼット」は二人で暮らしていました。
日課の探検に出かけたルゥは偶然見つけたギア「クロム」を起動させてしまいます。
ギアは通常、「研究用」「戦闘用」など、その目的に合わせた“基底プログラム”を持って作られるはずが、クロムには基底プログラムが設定されていません。
クロムの存在理由となる“基底プログラム”が見つかるまで、3人は共同で生活を始めます。
そんなある日、突如現れた、AIが暴走したギア「狂機(インセイン)」によってゼットは破壊。
狂機からルゥを守るため、クロムは自身の基底プログラムを「ルゥを守り続ける」ことに設定。クロムは圧倒的な戦闘力を見せ、狂機を鎮圧します。
ボディが破壊されたものの、ゼットのコアは無事だったため、彼を蘇生させるべく、ルゥとクロムが旅に出るところから、物語がはじまります。
圧倒的画力で描かれる崩壊後の世界
荒廃している世界のなかに残るわずかな人類の文明と自然、動物たち。ルゥとクロムの旅と共に描かれる崩壊した世界の光景は、この作品の魅力の1つです。30話で気に入ってるページの文字なしver
— タカキツヨシ@HEART GEAR④巻発売中! (@takatsuyo320) August 20, 2022
生&死、有機物&無機物みたいなイメージ
ちなみに右側で動物代表みたいな顔してる犬は実家のミニチュアダックスですhttps://t.co/aGwkOoVLzc pic.twitter.com/uafvlPUG8A
荒れ果ててはいるものの、作中で描かれるのは、人間がつくり出した建築物や道具。そこからは今わたしたちが暮らしている現実世界と共通する要素も見えてきて、崩壊している世界にも関わらず親近感を感じさせてくれます。
人間がいないため、メンテナンスや修理ができず風化しつつあるギアたちも、近未来の存在であるはずなのに、どこかノスタルジックな雰囲気を漂わせながら世界の一部として溶け込んでいます。
そんな世界観の表現を可能にしているのが、タカキツヨシさんの圧倒的画力です。
ギアたちの細部までこだわられたデザイン、緻密な背景、いきいきと動くキャラクターたちの表現力には目を奪われます。
少女「ルウ」と機械である“ギア”たち
身長が低く眼鏡っ娘のルゥと、長身で超絶イケメンのクロムという身長差がある2人。#2019年自分が選ぶ今年の4枚
— タカキツヨシ@HEART GEAR④巻発売中! (@takatsuyo320) December 7, 2019
原稿ばっかだけどこの辺お気に入り pic.twitter.com/zyAzR6mAQj
純粋で明るく健気なルゥはかわいいし、クールでめちゃくちゃ強いクロムはかっこよすぎます。
この2人のキャラクターだけでも見どころは十分なのですが、登場するギアたちもまた、魅力的なんです。
ギアのデザインは、人型のものからメカメカしい、いわゆるロボットっぽいものまで多様なものが登場。
人にはおおよそ無理なド迫力の戦闘も描かれますが、それだけではなく、ギアたちにはそれぞれ性格や価値観があって、ロボットというよりも人間のように見えます。
それでも、ギアたちの中に人間のルゥが入ると、不思議と「ギアたちはロボットなんだ」と認識させられてしまう。
「ギア同士のコミュニケーション」と、「ルゥとギアとのコミュニケーション」でキャラクターのとらえ方が変わるのが、この作品の特徴のひとつです。
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