漫画アプリ/サイト『少年ジャンプ+』(集英社)の連載作品が、次々とメディア化されている。
8月5日には『怪獣8号』のアニメ化発表され、Twitterのトレンド入りも果たした。執筆現在総合ランキングで1位にランクインした『SPY×FAMILY』は、アニメ化に伴って人気に拍車がかかり、10月期に第2クールの放送も決定している。
また、『SPY×FAMILY』と同クールの4月期に『サマータイムレンダ』『阿波連さんははかれない』が放送(『サマータイムレンダ』は、7月期より第2クールが放送中)。その他にも、『地獄楽』『魔都精兵のスレイブ』のアニメ化や、橋本環奈さん主演で『カラダ探し』の実写映画化も発表されている。
怒涛の勢いでメディア化が発表されている『少年ジャンプ+』作品。今回は、今後メディア化が期待される(してほしい)作品を3作取り上げて紹介する。
本来気弱な性格のはずの「津雲あずさ」が妹を助け出すために、爆薬を作り爆発させたり、殺傷性のある化学物質をつくったりと、あらゆる手段を実行する姿は、ぶっ飛んでいて爽快感ともに恐怖すらも感じさせる。普通の日常から裏社会に染まっていく非日常感の描写は読む手が止まらなくなる。
メディア化した際には、アニメ化よりも実写化を期待したい作品のひとつだ。タイトル通りハラハラした作品を読んでみたいという人は、ぜひ手に取ってほしい。
東京を襲う巨大怪獣から巨人のヒーローが街を守るという世界観。時代遅れのおじさん巨大ヒーロー・後醍醐ダイゴが時代の波に取り残されないように経営コンサルタントの「小金井鈴」が奮闘するというストーリー。
怪獣からヒーローが街を守る、ガチンコのバトル描写はもちろん迫力があるし、巨大ヒーローならではの葛藤だったり、その活動を支える人たちの心情だったりも読み応えがある。
何より設定が本当にしっかり練られているので読みやすいのも魅力のひとつだ。
「インディーズ連載」枠では異例となる単行本が9月に発売されることも決定。「次に来るマンガ大賞2022」にもノミネートされた注目作品である。
舞台は「破壊神」と「英雄」が敵対していた世界。2人の戦いは相討ちで幕を閉じたが、時代が移り、現代で生きている双子へと転生を果たす。
元「破壊神」のユウカは破壊の限りを尽くしたいのだが、現代の技術が進歩しすぎているため、まずは人間のことを知る必要があると元「英雄」のカイセイが説得。ひとまず人間として暮らしていくという話。
「破壊神」が思わず現代の技術にハマってしまったり、現代人の感情に心を揺さぶられたり、生活に適応していこうという姿がなんとも面白い。
「なんでも破壊できる」という設定がズルい。本当になんでも破壊できるので、気になった方はぜひ読んでほしい。かつて敵同士だった二人が兄妹として日常生活を送っているのも、ほのぼのとしていて、とても癒やされる。
双子の破壊神と英雄の日常をアニメで観てみたいものだ。あらゆるものを破壊してほしい。
すでにイベントでアニメが放送された『忘却バッテリー』や吾峠呼世晴さんが推薦する『マリッジトキシン』、公式PVがある『株式会社マジルミエ』など、『少年ジャンプ+』には魅力的な作品がたくさんある。
スマホアプリ版は、連載中の作品は基本どの話も初回無料。興味を持った作品を気軽に読めるのでおすすめだ。
8月5日には『怪獣8号』のアニメ化発表され、Twitterのトレンド入りも果たした。執筆現在総合ランキングで1位にランクインした『SPY×FAMILY』は、アニメ化に伴って人気に拍車がかかり、10月期に第2クールの放送も決定している。
また、『SPY×FAMILY』と同クールの4月期に『サマータイムレンダ』『阿波連さんははかれない』が放送(『サマータイムレンダ』は、7月期より第2クールが放送中)。その他にも、『地獄楽』『魔都精兵のスレイブ』のアニメ化や、橋本環奈さん主演で『カラダ探し』の実写映画化も発表されている。
怒涛の勢いでメディア化が発表されている『少年ジャンプ+』作品。今回は、今後メディア化が期待される(してほしい)作品を3作取り上げて紹介する。
教師とヤクザの異色コンビのハードボイルドアクション『腹腹先生』
高口楊さんの『腹腹先生』。化学教師の津雲あずさが行方不明になった唯一の家族の妹・津雲ルカをヤクザの鎧塚と手を組み、探し出すというのがメインストーリー。本来気弱な性格のはずの「津雲あずさ」が妹を助け出すために、爆薬を作り爆発させたり、殺傷性のある化学物質をつくったりと、あらゆる手段を実行する姿は、ぶっ飛んでいて爽快感ともに恐怖すらも感じさせる。普通の日常から裏社会に染まっていく非日常感の描写は読む手が止まらなくなる。
メディア化した際には、アニメ化よりも実写化を期待したい作品のひとつだ。タイトル通りハラハラした作品を読んでみたいという人は、ぜひ手に取ってほしい。
おじさん巨大ヒーローが東京を守る『ゴダイゴダイゴ』
コウノスケさんの『ゴダイゴダイゴ』。東京を襲う巨大怪獣から巨人のヒーローが街を守るという世界観。時代遅れのおじさん巨大ヒーロー・後醍醐ダイゴが時代の波に取り残されないように経営コンサルタントの「小金井鈴」が奮闘するというストーリー。
怪獣からヒーローが街を守る、ガチンコのバトル描写はもちろん迫力があるし、巨大ヒーローならではの葛藤だったり、その活動を支える人たちの心情だったりも読み応えがある。
何より設定が本当にしっかり練られているので読みやすいのも魅力のひとつだ。
「インディーズ連載」枠では異例となる単行本が9月に発売されることも決定。「次に来るマンガ大賞2022」にもノミネートされた注目作品である。
破壊神と英雄が現代の双子に復活した日常系コメディ『全部ぶっ壊す』
へじていとさんが原作、山岸菜さんが作画の『全部ぶっ壊す』。舞台は「破壊神」と「英雄」が敵対していた世界。2人の戦いは相討ちで幕を閉じたが、時代が移り、現代で生きている双子へと転生を果たす。
元「破壊神」のユウカは破壊の限りを尽くしたいのだが、現代の技術が進歩しすぎているため、まずは人間のことを知る必要があると元「英雄」のカイセイが説得。ひとまず人間として暮らしていくという話。
「破壊神」が思わず現代の技術にハマってしまったり、現代人の感情に心を揺さぶられたり、生活に適応していこうという姿がなんとも面白い。
「なんでも破壊できる」という設定がズルい。本当になんでも破壊できるので、気になった方はぜひ読んでほしい。かつて敵同士だった二人が兄妹として日常生活を送っているのも、ほのぼのとしていて、とても癒やされる。
双子の破壊神と英雄の日常をアニメで観てみたいものだ。あらゆるものを破壊してほしい。
破竹の勢いの少年ジャンプ+に今後も目が離せない
その他、2022年の上半期SNSを賑わせ続けた『タコピーの贖罪』や、藤本タツキさんのアシスタントだった龍幸伸さんの『ダンダダン』も、いつメディア化されてもおかしくない作品。すでにイベントでアニメが放送された『忘却バッテリー』や吾峠呼世晴さんが推薦する『マリッジトキシン』、公式PVがある『株式会社マジルミエ』など、『少年ジャンプ+』には魅力的な作品がたくさんある。
スマホアプリ版は、連載中の作品は基本どの話も初回無料。興味を持った作品を気軽に読めるのでおすすめだ。
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:5855)
全部推してる作品(自分は特に【全部ぶっ壊す】推し)なので、記事になってて嬉しかったです!
楽しく読ませて頂きました~!
三作品ともそれぞれ面白いから、もっと伸びて欲しいです……。