シャネル広告のコムドット起用に批判殺到 YouTuberとハイブランドの関係を考える

YouTuberとハイブランドの関係

コムドットのみならず、若くして成功したYouTuberにはハイブランドの愛好家が多い。その流れでハイブランドに興味を持つ若者が多いのも事実だ。

LVMHグループ「ロエベ(LOEWE)」とセレクトショップ・GR8のコラボ、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」と『呪術廻戦』のコラボなど、近年はハイブランドによる若者訴求のPRも積極的だ。

VOGUE GIRL JAPANの記事には、コムドットに対し、「自分たちの手で“チャンス”を掴みに行くその姿は、フレグランスの世界に革命をもたらしたガブリエル シャネルの姿と重なる部分も。」と、今回コムドットを起用した理由が述べられている。

それらの流れも踏まえて、固定概念を壊すことで成長を遂げた歴史を持つシャネルと、批判を浴びつつも注目を集める企画によって「メイクマネー」を成し遂げたコムドットのコラボには、一定の必然性は感じられる。

一方で、コムドットは5月の「イヴ・サンローラン(YSL)」の新作リップ発売記念イベントへの登壇時に、今回と同様の批判によって炎上したばかり。二度目となるコムドットとハイブランドの炎上は、一筋縄ではいかない“若者訴求”の困難を感じさせる。

コムドットが掴んだ成功

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