不破湊の歌は「バーチャルホスト」にしか歌えない

不破湊さんのキャラクターと声が曲にマッチする「コールボーイ」

歌ってみた動画の積極的な投稿やオリジナル曲の発表など、音楽活動も盛んな不破湊さん。

セクシーでどこか寂れた響きを持つ声が印象に残る。

Adoさんの「うっせぇわ」の作詞作曲で知られるsyudouさんによる酒をテーマにしたダークで妖艶な曲「コールボーイ」では、酒と縁が深いホストという不破湊さんの肩書と、不破湊さんの声質が合わさり、曲の世界観にぴったりなカバーとなっている。

ホストの歌・「ラストソング」

もう一曲、“ホストの歌”という「ラストソング」は、歌い手・まふまふさんが作詞作曲を担当。

トランス調の激しい電子音が、ホストクラブの夜の狂騒を思わせる。

「騙る　灰かぶりがホスト」という歌詞は、あくまで営業として愛を振りまくホストという存在を暗示していると言えるだろう。

ライバーとして見せる普段の明るいしゃべりと、ホストという職業のある意味暗い側面をあぶり出すような詞のギャップが強烈な印象を残す一曲だ。

不破湊、実はデスボイスも得意

不破湊さんの印象を覆すデスボイスを披露する「金色グラフティー」

セクシーな歌声が印象的な不破湊さんだが、実はデスボイスも得意。

同じくデスボイスを得意とする加賀美ハヤトさんとのROTTENGRAFFTY「金色グラフティー」のカバーでは、「俺も一度あなたと戦ってみたかった」と宣戦布告をしながら、普段のイメージを覆すような低音のデスボイスを披露。

地の底から響くように響くラストのロングトーンのデスボイスは必聴だ。

デスボイスを入れるアレンジが印象的な「フォニイ」のカバー

また、ボカロP・ツミキさんが手がけ、2021年を代表するボカロ曲のひとつとして大ヒットした「フォニイ」のカバーでは、イントロにデスボイスを入れる大胆なアレンジを施している。

実はFACTやSiMといったラウドロックも好きで、ライブにも行ったことがあるという不破湊さん。デスボイスを混ぜたパフォーマンスには、不破湊さんの趣味が現れている。

不破湊、「3度の飯より貴女の笑顔」

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