映画『バックルームズ』の監督をつとめたケイン・パーソンズさんが、作品の“メインエンディング”に到達する理想の形として、TVシリーズを構想していると明かした。
米メディア「Deadline」の取材に対しケイン・パーソンズさんは、「最初から、夢のシナリオは『Backrooms』の“メインエンディング”に到達するためのリミテッドシリーズだと言ってきた」とコメントしている(外部リンク)。
なお、現時点でTVシリーズの制作が正式決定したわけではなく、配信先や話数、公開時期なども発表されていない。あくまでも監督自身がその構想を口にした段階だ。
ケイン・パーソンズ監督「最初から物語のプランはあった」
ケイン・パーソンズさんが言及したリミテッドシリーズとは、シーズンを重ねることを前提とせず、あらかじめ限定された話数で物語を描く形式のTVシリーズ。Netflixなどのドラマで使用されることも多い表現だ。
ケイン・パーソンズさんによれば、2022年にYouTubeで「Backrooms」の映像作品を発表した当初から、物語をどこへ向かわせるかというプランは存在していたという。

映画『バックルームズ』
「Deadline」の取材に対しては、現時点で「何も言うことはできない」としつつ、物語全体には「最初から非常に明確なアーク(筋道)があった」と説明。
仮にTVシリーズが実現するとしたら「(物語を)最後まで実際にやり遂げられるかもしれないと考えると、とてつもなく興奮している」と語った。
YouTube発『バックルームズ』A24史上最大のヒット作に
『バックルームズ』は、2019年に匿名掲示板・4chanへの投稿をきっかけに広がったインターネット発の都市伝説「The Backrooms」をもとにしたホラー映画。
ケイン・パーソンズさんは16歳だった2022年、YouTubeチャンネル「Kane Pixels」で「The Backrooms (Found Footage)」を公開。リミナルスペースを題材にしたファウンド・フッテージ形式の映像シリーズを展開し、映画スタジオ・A24によって長編映画化された。
映画版は2026年5月に北米で公開され、日本では9月4日に公開。キウェテル・イジョフォーさん、レナーテ・レインスヴェさんらが出演している。
世界興行収入は現在4億ドル(約628億円)を突破。A24作品として歴代最高の世界興行収入を記録するヒット作となった。
なお、米メディア「Dread Central」は9月6日、ケイン・パーソンズさんが続編『Backrooms 2』の監督としてA24と契約したと独自に報道。同作がケイン・パーソンズさんの次回作になるとしている。一方、A24から続編について正式な発表は行われていない。
今回ケイン・パーソンズさんが語ったリミテッドシリーズは、そうした映画とは別に構想されているようだ。
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