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米山舞、ダイスケリチャード、寺田てらが語る「Ground Y」コラボの真意

米山舞、ダイスケリチャード、寺田てらが語る「Ground Y」コラボの真意

イラストレーターとGround Yによる企画展「CENTRAL」。左からダイスイケリチャードさん、米山舞さん、寺田てらさんのイラスト

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イラストレーターの寺田てらさん、ダイスケリチャードさん、米山舞さん、BerryVerrineさん、ろるあさん、tamimoonさんが、ヨウジヤマモトから展開されているブランド・Ground Yとコラボ。

イラストレーター各々が選んだ自身イラストと、今回のコラボのために描き下ろされたイラストが、シャツなどに落とし込まれたコレクションが4月に発表された。

コラボコレクションのキービジュアル

このコラボコレクションは、「Ground Y」直営店舗(GINZA SIX/ラフォーレ原宿/渋谷パルコ/心斎橋パルコ)と、公式オンラインストア「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」で、5月8日(日)まで受注を受付中。

同日まで表参道の複合的カルチャースペース・SPAGHETTIで企画展「CENTRAL」も開催されている。

今回はこの「CENTRAL」での展示の様子を写真で、絵に込められた意図を寺田てらさん、ダイスケリチャードさん、米山舞さんへのインタビューでお届けする。

企画展「CENTRAL」/提供「Ground Y」

企画展「CENTRAL」/提供「Ground Y」

取材:恩田雄多、米村智水 文:ゆうき 編集:恩田雄多

【画像30点】企画展「CENTRAL」写真レポート

寺田てら「これまでで一番良いイラストが描けたんじゃないか」

寺田てらさん。390マートやヴィレッジヴァンガードなど多くの企業とのコラボグッズ・アパレルの展開、音楽アーティストのMV・アートワーク、「チューリングラブ/ナナヲアカリfeat.sou」や「阿修羅ちゃん/Ado」など幅広い分野のイラストを手がける。現在はTwitterで「ジャンクモール」を連載中。

──まずはコラボのオファーをもらった時のことをお聞きしたいです。

寺田てら いやもうびっくりしました。もともとヨウジヤマモトがすごく好きだったので、まさかお声がけいただけるとは……嬉しかったです。

私が描くイラストはポップだったりファンシー寄りのイメージを持たれることが多いんですが、これってヨウジヤマモト全体のブランドイメージとは乖離してるじゃないですか。だから余計にびっくりでしたね。

──その乖離しているというイメージを、今回のコラボではどう解決しようと考えたんですか?

寺田てら そこなんですよね。だから嬉しい反面、大丈夫かなって。期待に応えられるものが描けるか不安だったんです。

今私が描いているイラストはデフォルメされたものがメインなんですけど、デフォルメはポップじゃないとっていう私自身のイメージがあって、でもそれはGround Yのイメージとは離れている。

でも、私がそういうイラストを描いているとわかってもらった上でオファーをいただいたんだから、私のスタイルは崩しちゃいけないなと。その上で、どうヨウジヤマモトのイメージにしていくかを考えました。

──かなり難しい作業になりそうですが、イラスト制作は上手く進みましたか?

寺田てら もともとブランドとして好きだったことと、自由に描かせてもらえたこともあって、全力で描けてすごく楽しかったんです。

これまでで一番良いイラストが描けたんじゃないかと思っています。 ──かなりの手応えを感じたんですね。

寺田てら はい。自分の絵柄を維持したまま、新しい表現ができたのが大きいです。

以前インタビューしていただいた時に、自分の絵が好きじゃないってニュアンスのことを言いましたよね。ポップさとかデフォルメとか、もともと持っていた絵のイメージから脱却したいと。

このコラボで、まさにそこから脱却できたなって。少しは今後行きたい方向に行けたのかなと思います。

──今回のイラストを見て、この前のインタビューでお聞きした自らつくり上げたイメージ、ある種のコンプレックスを超えるための表現をされているなと思っていました。

寺田てら そう思っていただけたら何よりです!

渾身の出来だったイラストが最高の形で昇華

──実際のイラスト制作について、ヨウジヤマモトから生まれたこともあって、Ground Yも黒がブランドのイメージカラーのような立ち位置ですが、そこはイラストを描く際に意識されましたか?

寺田てら 確かに黒の基調は崩したくないなと思いました。

でも同時に、今回はイラストレーターとのコラボという大胆な企画でもあるので、自分のスタイルを反映できないかなと思って、赤やオレンジでの表現は意識しています。Ground Yとしての新たな挑戦ということでもありますし。

寺田てらさんが描き下ろしたイラストを使用したシャツ

──確かに大胆な色彩が印象的です。今回の服、布へイラストを落とし込むコラボになったわけですが、どんなことを意識されたんですか?

寺田てら アパレルの仕事をやってこなかったのもあって、無理に意識すると逆に変になってしまうかもと思って、意識しすぎないようにしました。

いったん服にデザインされるイラストという前提は忘れて自由に描いて、服への落とし込みはプロの方に任せようと。逆にGround Yが私のイラストをどう服にしてくれるのか楽しみにしてたぐらいです。 ──実物を見ていかがですか?

寺田てら めっっちゃかっこよかったです! 生で見たのは今日が初めてで、「私も着てぇ!」って思ってます(笑)。

何が好きって、ロングシャツ自体のデザインと、肩にオレンジがチラ見えしているところ、骨のようなイラストがちゃんと落とし込まれているところ……ああ、もうちょっと言葉にならないところもあるんですが(笑)。

あとは実用性も高いことですね。イラストが全面に出ていると着づらかったりもするじゃないですか。でもこれはイラストを後ろに持ってきたのもあって着やすい。イラストを見せたい人はそのままでいいし、そうでない時は何かを羽織るでも良いし、「ああこれやっ!」って思いました。本当にさすがです。

着用イメージ

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