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戸田真琴インタビュー 自分の価値を認められた「書く」と「撮る」をめぐる6年間

戸田真琴インタビュー 自分の価値を認められた「書く」と「撮る」をめぐる6年間
戸田真琴インタビュー 自分の価値を認められた「書く」と「撮る」をめぐる6年間

戸田真琴『永遠が通り過ぎていく』インタビュー

強い力を放つのは、「個人的な誰か」についてつくられたもの

──今回の映画や小説の制作を通じて、ご自身の活動に対する変化は感じていますか。

戸田真琴 変化というより決意に近いものですが、私は、自分自身を含めた「個人的な誰か」について当てるものこそが、結局は強い力を放つと思っていて。エンタメ作品の制作などでは、よく「ターゲット」といった呼び方もされますが、それよりはもっともっと個人的なものです。

そもそも、他者をあるカテゴリーでまとめて捉えることに、私は暴力性を感じてしまうんです。そういったカテゴライズへの違和感は幼い頃からで、人の頭に植え付けられたボーダーラインを自力でなくしていこう、できれば他の人にとってのラインも薄くしていきたい、という意識があります。だからこそ、「不特定多数の誰か」に物をつくることは、私にとって難しいことなんです。

私自身も、特定の「誰か」に向けてつくられたものに強く...

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