DJ社長、インドネシアから撤退「舐めてました」と海外進出の難しさを語る

「心が折れました、海外進出は諦めます。」

POPなポイントを3行で

  • Repezen FoxxのDJ社長、インドネシア向けの活動を縮小
  • 2022年の年明けから本格的に進めていた海外進出
  • 刺さる動画の違いやYouTubeの仕様に苦戦
アーティスト/YouTuberユニット・Repezen FoxxDJ社長さんが、動画「心が折れました、海外進出は諦めます。」を3月9日に公開。

2022年の年明けから本格的に進めていたインドネシア向けの活動を縮小することを明かした。

DJ社長さんは、インドネシアへの移住、インドネシア語の字幕テロップ、現地の著名人とのコラボなどを実施してきたが、思っていた成果が得られなかったからと理由を説明している。

インドネシアの大人気タレントとコラボも成果が出なかった理由

動画「心が折れました、海外進出は諦めます。」の公開以前に、Instagramのフォロワーが6000万人を超えるRaffiさんと、TikTokとInstagramのフォロワーが約1000万人のFujiさん、インドネシアで大人気のタレント2人とのコラボ動画を立て続けにアップしていたDJ社長さん。
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いわく「奇跡みたいな状態」と説明する大きなチャンスを迎えていたが、このコラボ動画が想定していた再生回数を超えなかったという。

DJ社長さんはその理由を、そもそもRepezen FoxxのYouTubeチャンネル登録者のうち99%が日本人であることを挙げた。

日本と海外に向けた活動を両立する難しさ

現在275万人を誇るRepezen FoxxのYouTubeのチャンネル登録者数があっても、そのうちインドネシア人登録者数が1%しかなければ、現地のYouTubeでは影響力が低下。

インドネシア人たちが普段見ているYouTubeの画面にレコメンドされるおすすめ動画にRepezen Foxxの動画が全く出てこないため、いくら大物とコラボしてもRepezen Foxxの存在自体が気づかれないようになっているそうだ。

一方で、大半の日本人視聴者からしても、インドネシアのインフルエンサーは見知らぬ顔であるため、こちらにも動画の内容が刺さりづらく、どっちつかずな状態になっていたとDJ社長は話し、「舐めてました、惨敗です、難しすぎます海外進出」とコメント。

インドネシアへの進出に対する自分の考えが甘かったと認め、以降の動画ではインドネシア語のテロップなどもなくし、進出以前の動画にスタイルを戻すと発表した。

今後インドネシア含む海外向けの活動は別チャンネルで

しかし同時に、YouTubeチャンネル「【Repezen Foxx】Company」では引き続き、インドネシアを含める海外向けのコンテンツをアップしていくことを宣言。

現在海外向けにショート動画を連続でアップしているこのチャンネルを、公式に海外向けチャンネルにするという。海外と日本では好まれる動画が全く違うため、両立は無理だとしてチャンネルを分ける方針だ。

こっちのチャンネルは好き勝手に使わしてほしいです」「僕、諦めきれないよ全然!」とDJ社長さんは話し、海外進出への動きも止めない姿勢を見せている。
レペゼン海外用動画

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1件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:5203)

日本でもそんなに好まれてるかと言われると…

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