MCはお笑いコンビ・ハライチの澤部佑さんと池田美優さん。リポーターをハリー杉山さんが担当。
ヒップホップクルー・舐達麻をはじめ、アーティスト/YouTuberユニット・Repezen Foxx(レペゼンフォックス)、シンガーソングライター・Tani Yuukiさんといった幅広い10組のアーティストが登場。
それぞれライブパフォーマンスに加えて、MC2人とのトークを展開する。
【画像】出演アーティストたちのパフォーマンスの様子を見る出演アーティスト(敬称略/五十音順)
Kinami
GEZAN
cono
SARUKANI
SKRYU
高瀬統也
たかやん
Tani Yuuki
舐達麻
Repezen Foxx
インディペンデントアーティストの台頭
SNSなどの発展や音楽配信市場の拡大により、メジャーレーベルに所属せずに音楽活動を行うアーティストは年々存在感を増している。背景には、アーティストがSpotifyなどのプラットフォームに配信する際に仲介を行う音楽デジタルディストリビューションサービスの台頭がある。
ラッパー、ボカロP、歌い手、ビートメイカー、バーチャルYouTuber……インディペンデントであっても広く配信できる環境が整い、そうして届けられた音楽は、若年層を中心に国内外で支持されている。
ディストリビューションサービスの一つであるTuneCore Japanは、2022年度のアーティストやレーベルへの還元額が約126億円(前年比128%)に上ったと発表。 市場規模も大きくなり、アーティストの活動を支える重要な収入源となっている。
新番組「M_IND」は、そのTuneCore Japanをスポンサーとして始動する音楽番組だ。
“SNSやサブスクでヒットする番組”と“地上波音楽番組で流れる音楽”に存在する断絶
「M_IND」の総合演出・プロデュースをつとめる浜崎綾さんは以下のようにコメント。浜崎綾さんは、“ネット上でのヒット”と“地上波音楽番組で流れる音楽”との断絶、そして画一的な制作となってしまっていたこれまでの音楽番組側の姿勢に言及。浜崎綾(総合演出・プロデュース)コメント
地上波としては、超異色の画期的な音楽番組が誕生します。
私は、普段から音楽番組の制作をしていますが、テレビの音楽番組は大手レコード会社に所属するアーティストにご出演いただくことがほとんどです。
音楽番組の制作過程というのは、ある意味システマチックで、レコード会社の宣伝担当スタッフが我々番組制作スタッフに熱心にプロモーションをしてくださり、番組出演が決まっていくという流れが長年受け継がれてきました。
ですが、時代の変化とともに、大手のレコード会社に所属していないインディペンデントなアーティストが、ある日突然SNSでバズり、数千万回再生、ときには億を超える再生回数を記録するようになりました。
こういったインディペンデントなアーティストと地上波音楽番組をつなぐ努力を、我々テレビ側が怠ってきたという側面もあり、これまで地上波という舞台で大々的にスポットを当てることができていませんでした。
その結果、“SNSやサブスクでヒットする番組”と“地上波音楽番組で流れる音楽”は“別のもの”というような断絶が起こっていたように思います。
この『M_IND』という音楽番組は、その両者をつなぎ留める大きな役割を果たす画期的な番組であると考えています。
“テレビ”というメディアに接することがなくなってしまった世代にも魅力を感じてもらえる番組にできたという手応えを感じており、このような番組を実現できたことは、フジテレビにとってもプラスでしかありません。
ご出演いただいたアーティストのみなさまに感謝したいと思います。
テレビに触れなくなった世代にも訴求できる番組として、意欲を見せた。
地上波では見るとは思わなかった、錚々たる顔ぶれ
「M_IND」に出演する10組は、大手の芸能事務所やメジャーレーベルに所属せずにアーティスト活動をしながらも、音楽サブスクリプションサービスやSNSで支持を受け高い知名度を誇るアーティストも多い。この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント