アバター販売、メタバース参入支援を行う「ポリゴンテーラー」設立

アバター販売、メタバース参入支援を行う「ポリゴンテーラー」設立
アバター販売、メタバース参入支援を行う「ポリゴンテーラー」設立

ポリゴンテーラーグループ

POPなポイントを3行で

  • アバターの改変・販売事業のポリゴンテーラー
  • メタバース参入支援のポリゴンテーラーコンサルティング
  • 両社が設立と共に合計1億円の調達を発表
アバター販売・改変プラットフォーム「ポリゴンテーラー」を開発する株式会社ポリゴンテーラーと、企業のメタバース参入支援とメタバースイベントを運営する株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングの設立が発表された。

併せて、クシム、シーズメン、ネクスグループ、フィスコの4社と個人投資家らを引受先とした第三者割当増資によって、プレシードラウンドで両社合計1億円を調達したことも発表されている。

両社代表に喜田一成、メンバーは全員メタバースに数千時間の滞在者

ポリゴンテーラーグループ

コーポレートスローガン「TRUSTED.」

ポリゴンテーラーとポリゴンテーラーコンサルティングは、役員を含む全従業員がメタバースに数千時間滞在している者のみで構成(こうしたユーザーは「Trusted User」と呼ばれる)。両社の代表取締役には、VRSNS・VRChatの総滞在時間が5000時間を超えるなるがみこと喜田一成さんが就任している。

喜田一成さんは、ドワンゴで2014年に3Dモデル投稿サービス「ニコニ立体」を開発、2018年には現在180万人以上が登録する世界最大級のコミッションサービス「Skeb」を1人で開発しているが、アバター販売・改変プラットフォーム「ポリゴンテーラー」の開発を1人で担当し、ポリゴンテーラーコンサルティングでは経営戦略を担当する。

喜田一成(なるがみ)さん

また役員として、ポリゴンテーラーには取締役CCOに漫画家のリョーサンさん、ポリゴンテーラーコンサルティングには執行役員COOに3Dモデラー・zenさん、CCOに3Dモデラー・長兎路こよりさんが就任している。

ほかメタバース音楽ユニット・AMOKAのMOISANさん、メタバース展示会「Virutal Frontier」を主催する超蔟さん、ワールドクリエイター・しーわんさん、メタバースアパレルデザイナーのPoppoさんを筆頭に、メタバース上で活動するクリエイターが多数入社しており、両社合計12人から成るスタートアップグループとなっている。

メタバースイベント「メタフェス」の開催も予定

ポリゴンテーラーは、2022年春にアバター販売・改変プラットフォーム「ポリゴンテーラー」を公開予定。

VRChatのようなVRSNSで必須となりつつあるアバター改変の文化に着目し、アバターのカスタマイズ技術を有する人々を「テーラー」という職業として定義して、スキルマッチによる新たなクリエイターエコノミーを構築するという。 ポリゴンテーラーコンサルティングでは、国内企業のメタバース参入を支援する。

前述したように、メタバースに数千時間滞在した者たちで構成されたチームが、企画の立案、制作、プロモーションを社内でワンストップに行い、低価格で効果測定可能な施作をオーダーメイドで提供するという。

メタバースイベント「メタフェス」

また2022年9月には、3D・2D作品の展示と音楽祭が一堂に会するメタバースイベント「メタフェス」を開催する予定。

既存のメタバース上のユーザーコミュニティと密に連携し、運営や企業による制作物よりも、ユーザーやユーザーによるコンテンツが注目されるCGM型イベントとなる。

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