60.5%が好きなゲームジャンルとして「音ゲー」を挙げた。2位には「アクションゲーム」、そして3位には「パズルゲーム」がランクインしている。
調査サマリ
・Z世代の60.5%が、好きなゲームジャンルは音ゲーであると回答
・普段良く遊ぶゲームプラットフォームはスマホゲームが87.8%
・一方、最も好きなゲームタイトルにはコンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)とPCゲームも多数ランクイン
→スマホゲームでは『プロセカ』『バンドリ』『アイナナ』などの音ゲーが人気
→コンシューマーゲームでは『ポケモン』『スマブラ』などの任天堂タイトルが人気
→PCゲームでは『APEX』『フォートナイト』などのバトルロイヤルFPSが支持を集める
・55.4%がオンライン対戦をきっかけに友達ができたと回答
・ゲームに課金しているZ世代は35.8%
・ゲームは動画で探す傾向がより顕著に
【画像12点】Z世代とゲームの現状【調査概要】
調査対象:「TELLER」アプリユーザーのうち、 回答いただいた26歳未満の方377名(有効回答数)
地域:全国
調査時期:2021年9月12日(日)~19日(日)
調査手法:インターネットによるアンケート調査
人気は『プロセカ』『荒野行動』『フォートナイト』
Z世代の65.3%が「ゲームを毎日プレイする」と回答。一番好きなゲームの1位には音ゲー『プロジェクトセカイ』(プロセカ)が挙げられた。2位には『荒野行動』、3位には同率で『第五人格』と『フォートナイト』とバトルロワイヤルゲームが続いている。
実際に『プロセカ』を遊んでいるZ世代へのインタビューでは、「旧来の音ゲーと違い、プロセカは楽曲がボカロの曲なんですよね。わりとサブカル的に育っているZ世代はボカロ全盛期で育っていることも多く、収録されている曲が熱いんです」との回答を得ている。
Z世代の9割近くはスマホゲームがメイン
よく遊ぶゲームプラットフォームとしては87.8%がスマホゲームと圧倒的で、PCゲームは18.3%、コンシューマーゲームは17.8%にとどまった。一方で、一番好きなゲームタイトルに関するアンケートでは、PCゲームとコンシューマーゲームがスマホゲームとの差を縮める回答が得られている。
ゲームの情報収集はYouTubeやTwitterで
61.8%のZ世代が新しくプレイしたいゲームを見つけるためにYouTubeを利用していることも判明。50.9%がTwitter、39.3%がTikTokを利用していることを見ても、SNSによる情報収集が主になっていることがうかがえる。「YouTubeでゲーム実況者が新しいゲームやり始めると、こんなゲームもあるんだ!っていう新しいゲームの発見にもなりますし自分のゲームの立ち回りの参考にするときもあります。TikTokだとゲームのスーパープレイが決まった瞬間の動画をよく見ます」と、ゲーム実況を楽しむZ世代も多いようだ。
また「最近のコンシューマーゲームやPCゲームはとても完成度が高く、グラフィックも綺麗で、見てるだけで楽しいんですよね。自分の推しの実況者、YouTuber、VTuberなどが配信しているので、わざわざ自分でやらなくてもいいかなって思うこともあります」という声もある。
自身が遊ぶのはスマホゲームだが、見ていて楽しいのはPCゲームおよびコンシューマーだというZ世代が多いと考えられる。
SNSを利用してオンライン仲間を募る
また、様々なジャンルのゲームに見られるオンライン対戦については71.1%が「遊ぶ」と回答。55.4%がオンラインでの交流をきっかけに友達ができたという。バトルロワイヤル系ゲームでランク上げを目指すとなると、チーム協力はほぼ必須。Twitterで仲間を募るユーザーも少なくないようだ。
e-sports参加は年々上がるレベルの高さがハードルに
また、ゲームを競技化したe-sportsについてもインタビューを実施。「だいぶ身近なものになったとは思うんですが、正直ハードルが高いです。自分の時間をかなりつぎ込めないと、そもそも上手いプレイヤーとは渡り合えないです」と、ハードルの高さを感じていることが判明した。
実際にe-sportsに興味を持ったことがあると回答したZ世代は43.0%、大会に参加したことがあると回答したのは5.3%にとどまっている。 【画像12点】Z世代とゲームの現状
ゲームの今
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