シーズン2の配信を控える『全裸監督』や4月15日(木)に配信予定の『彼女』のほか、『ボクたちはみんな大人になれなかった』『浅草キッド』などの実写作品の配信も予定しているNetflixが、国内発の実写作品を拡充するための動きとなる。
なおNetflixが国内で制作スタジオを賃借し、長期的な制作拠点を設けるのは今回が初の試み。 【画像】日本最大規模の撮影施設・東宝スタジオの内部
充実の2スタジオとキャスト、スタッフ関連の施設
Netflixが今後使用するスタジオは、広さ約300坪と東宝スタジオの中で最も体積が大きい「No.7ステージ」(957㎡)と、有効面積200坪の最新鋭の撮影用ステージ「No.10ステージ」(658㎡)の2つ。加えてキャストルーム、フィッティングルームなどが充実した「アクターズセンター」から2室、スタッフ業務の機能が集結した「プロダクションセンター」から1室となる。
東宝、Netflixの代表からのコメント
TOHOスタジオ 代表取締役社長・島田充さんからのコメント
東宝スタジオは1932年の開業から今日まで、世界に開かれたスタジオとして、映画・配信コンテンツ・CMなどのあらゆる才能を応援して参りました。今回このような連携を通して、Netflix様に東宝スタジオの仲間に加わって頂けることを心より歓迎します。これからも私たちは、世界中のお客様に心揺さぶるエンタテインメントをお届けします。
Netflixプロダクション・マネジメント部門 小沢禎二さんからのコメント
東宝スタジオ様の世界水準のステージを舞台に生み出される作品を、世界中のメンバーにお届けできることを大変嬉しく思います。今回の取り組みは、数年前、Netflixがグローバルスタジオとしての機能を強化しはじめた頃には想像し難かった夢の実現であり、国内での作品づくりを大きく前進させるものだと感じています。昨年から先の見えづらい状況が続いておりますが、今回の取り組みが弊社作品の関係者及び広く映像業界にさらなる活気をもたらすものと期待します。
Netflixと東宝の楽しみな作品
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