ヒット作を生み続けるWeb漫画『少年ジャンプ+』
『少年ジャンプ+』は、ダウンロード数・1600万、月間ユーザー数・700万人を超えるWeb漫画媒体。曜日毎に連載作があり、その中からは『SPY×FAMILY』や『怪獣8号』などのヒット作も多数生まれている。
人気次第で原稿料も上昇「インディーズ連載枠」
今回創設された「インディーズ連載枠」は、漫画投稿サービス「ジャンプルーキー!」内のジャンプ+連載争奪ランキングにて1位を取ることで獲得できる。ランキングは、エントリー作品の最新3話分の閲覧数の合計によって決定される。
ジャンプ+連載争奪ランキング/画像はジャンプルーキー!公式サイトのキャプチャー
さらに、原稿料も人気によって変動。
ページあたり5000円を下限に、各話更新後72時間の閲覧数によって人気ボーナスが得られ、最大でページあたり2万円にまで上昇する。
インディーズ連載枠/画像は少年ジャンプ+編集・モミーさんTwitterより
『チェンソーマン』や『SPY×FAMILY』といった人気作を担当し、ヒットを生み出す編集者・林士平さんは、KAI-YOUのインタビューにて「作家さんはよく『バズりたい』とおっしゃるんですが、本当のゴールはお金を出して作品を読んでくれる人を1人でも増やすことだと思うんです。」と語っている。 林士平さんの言う通り、SNSに漫画を投稿する人が増える一方、それが収入に直結しないという話もよく目にする。
SNSでのバズによって作家の報酬が増えうるこの取り組みは、Web漫画シーンにどのような風を吹かせるのだろうか。
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