閉店の理由についてオフィシャルサイトでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による様々な影響を考慮したものと説明している。
当初は12月から2021年3月頃をめどに閉館とアナウンスされていたが、さらに早い段階での閉店が決まった。
当館シャッツキステは
— シャッツキステ (@schatz1) August 27, 2020
2020年11月15日(日) に閉館 (店舗終了) する事と致しました。
2006年から14年にわたりご来館ありがとうございました。
▼「閉館に向けてのご案内 と 今後のお知らせ」をまとめております(今後も追記して参ります)。
ご参考になりましたら幸いです。https://t.co/gkOpxZxrVV
アキバの街で独自の活動が人気のシャッツキステ
ドイツ語で「宝箱」を意味するシャッツキステ。メイドが営む私設図書館というコンセプトで運営され、秋葉原を代表するメイド喫茶として長らく愛されてきた。黒のロングスカートと白いエプロンというクラシカルな制服が特徴で、手づくりのお菓子や紅茶などを販売してきた。
カフェとしての営業だけでなくアニメや漫画、ゲームをテーマにした部活動やイベントも積極的に開催。
中でも、毎年ハロウィンにメイドたちが超本格的なゾンビメイクで接客する「Maid of the dead」は話題を呼んだ。 また、秋葉原を舞台にしたアニメ『AKIBA’S TRIP –THE ANIMATION-』では、劇中の様々なシーンに同店が登場した。
閉館までのすべての日が、閉館のご挨拶
惜しまれながら閉店が決まったシャッツキステは、11月の閉店まで12時から20時(定休:火、水)というスケジュールで営業される。その間、店内の3密を避けるため、座席数を減らし、入店にあたっては随時店頭で整理券を配布。配布状況はTwitterで更新されるので、来館時はチェックしておこう。
同様の理由で、営業最終日も含め、期間中は閉館イベントや挨拶などは行わない。
オフィシャルサイトでは「閉館までの2ヶ月半すべての日が、閉館のご挨拶の日と捉えて頂けますと幸いです」と呼びかけている。
シャッツキステ「閉館後も物語は続いていく」
現在は思い出の品としてオリジナルグッズや、手づくりのお菓子などを店頭・通販で販売中。シャッツキステ オリジナルマグカップが完成しました☕️✨
— シャッツキステ (@schatz1) July 27, 2020
メイドが庭でお茶会の用意をする様子を、イラストレーターのtonoさま(@rt0no)に描いていただきました。
①マグカップ単品 ¥1,850税別
②マグ+茶こし、ガラス蓋セット ¥2,950税別#おうち時間#おうちカフェ#maidonyourdesk pic.twitter.com/Lauy6rzUFj
また、シャッツキステで役目を終えたディスプレイ用品や茶器、製菓道具、家具などを、館内入口横で中古価格で譲渡している。
閉店日発表の最後では、「閉館後もシャッツキステの物語はひっそりゆるやかに続いていきます。またどこかの次元でお楽しみ頂けたら幸いです」とコメント。
さらに、11月頃になんらかの発表が示唆されており、2006年から14年にわたりメイド喫茶文化を支えた名店が、今後どのような物語を歩んでいくのか。続報が待たれる。
販売スケジュール
8月20日(木)
マグカップ単品再販
9月10日(木)
マグカップセット再販
アクリルフィギュア再販
アイスティー用クリアボトル
10月以降
ブックカバー&しおり
11月以降
同人誌「シャッツキステ お疲れ様本」
未だ続くコロナの影響
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3件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:3454)
メイド喫茶の名を冠した非メイド喫茶が増える中で貴重な存在。とりあえず11月の発表楽しみにしとこ
匿名ハッコウくん(ID:3450)
悲しい…
匿名ハッコウくん(ID:3449)
古き良き秋葉原の文化が…🥱😭😢