広島のヤンキー娘がメイド喫茶を経営!?　新人小説家・八田モンキーによる注目ラノベ

CD・DVD販売を行うソフトメーカーであるポニーキャニオンが2013年に立ち上げた書籍レーベル・ぽにきゃんBOOKSから、5月3日（土）、気になるライトノベル作品が刊行されることがわかった。

それが、エンジニアとして活動しながら、作家活動を続けている八田モンキーさんの初となる単行本『メイド喫茶ひろしま』だ。イラストは、100万部を突破した人気推理小説「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズなどのイラストを手がけているshirakabaさん。

『メイド喫茶ひろしま』──元・女子高生ビジネス人情活劇 in 池袋！

『メイド喫茶ひろしま』は、真っ赤なバイク・CB400FOURを駆り、広島で“赤ヘルの多麻”と恐れられる伝説の少女・滝本多麻がヒロインだ。

義理堅く人望の厚い彼女は、東京で喫茶店を営んでいた祖父が倒れてしまったことをきっかけに、祖父の抱えている借金返済のために立ち上がる。

高校を辞めて上京した彼女を待っていたのは、見知った祖父の喫茶店ではなく、立て直しを手伝ってくれることになった謎の美少女によって改装された、「メイド喫茶ひろしま」だった…！ お店が位置するのは、欲望渦巻く池袋の繁華街！

滝本多麻を中心に、喫茶店を共に盛り立てる美少女たちと、ヤクザやキャバ嬢を巻き込んで、萌えと人情、愛とアクションが交錯する、元・女子高生ビジネス人情活劇 in 池袋！

著書は異色のエンジニア・小説家

著者の八田モンキーさんは、エンジニアとして活動する一方、2010年の講談社BOX新人賞“STONES”受賞をはじめ、iPhone向け電書アプリ「電書カプセル」やイラストレーベル「sKILLupper.NET」プログラミングを担当。

一方で、創作系電子マガジン『暫-SHIBARAKU!-』の創刊・編集に携わったり、イラストレーター・虎硬さんが刊行する『ネット絵学』には江戸時代の事例をひもといて現代のネット絵までを射程に含めた考察文を寄稿したりと、一風変わった経歴を持っている。

ちなみに、「KAI-YOU.net」で「パズドラ連載」を執筆しているほど、「パズル＆ドラゴンズ」廃人として一部では有名だ。

そして、この『メイド喫茶ひろしま』が、八田モンキーさん初の単行本となる。

人気イラストレーターが描き下ろす美少女

イラストを手がけるのは、人気イラストレーターのshirakabaさん。細部への緻密な描き込みからうかがえる狂気と、抜群に可愛いキャラが同居するイラストは、他の追随を許さない唯一無二の世界観を築き上げている。

shirakabaさんは、シリーズ100万部を突破、新人作家として異例のミリオン突破という快挙を果たした岡崎琢磨さんによる推理小説「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズでイラストを手がけたことでも有名。

また、八田さんが編集にも携わった前述の『暫-SHIBARAKU!-』や『ネット絵学』にもイラストやマンガを寄稿していたことも。 『メイド喫茶ひろしま』は、そんな八田モンキーさんとshirakabaさんが織り成す、元・女子高生ビジネス人情活劇を描いた注目のライトノベルとなる。

既にAmazonでは取り扱いを開始しているので、気になる方はそちらからチェックしてみてほしい。