千葉県銚子市に本拠地を置く銚子電鉄がYouTubeのチャンネル「激辛(げきつら)チャンネル」を本格始動した。
元より経営難が続いていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による乗客の減少も響き、このままいけば年度末には経営破綻する可能性も高いという。
1998年の親会社倒産や2004年の社長による横領事件などで何度も経営難に陥るも、その度に、副業として始めていたぬれ煎餅事業の好調などによって奇跡的に経営を立て直し、廃線の危機を乗り越えてきた。
しかし、2011年の東日本大震災の影響で乗客数が減少し再び経営難に陥ってしまう。 そこで2018年、今度は“経営状況がまずい”のをネタに「まずい棒」という駄菓子を販売、200万本を売り上げていたところにまた新型コロナウイルスの猛威が襲い、史上最大の経営難に陥っているという。 YouTubeでは、社員の制服を何度も縫い直しながら使い続けているという涙ぐましい状況を紹介している。
「売れるものは何でも売ってお金にかえる」というモットーに忠実に、なんと銚子電鉄の線路に敷かれている石を入れた缶詰を販売していると告知。石にもきちんとワックスがけしているということだが、それでも1650円(税込)はなかなかチャレンジングな値段設定だと言える。
半ばやけくそ感の漂うテンションが面白かったものの、同時に切実さも伝わってくる。
動画で紹介された缶詰やぬれ煎餅は銚子電鉄公式オンラインショップで販売中。
他にも、経営難を乗り越えるための打開策として『電車を止めるな!』なる映画の制作も進行中。
事前にクラウドファンディングで制作費500万円を集めて制作されたこの映画は、予定通りにいけば8月末から、東京・秋葉原UDXシアターなど全国5カ所で上映される。
起死回生の一手となるか。超C級映画『電車を止めるな!』ついに特報解禁!
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元より経営難が続いていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による乗客の減少も響き、このままいけば年度末には経営破綻する可能性も高いという。
モットーは「売れる物は何でも売る」
銚子電気鉄道株式会社が運営する銚子電鉄は、第一次世界大戦中に一度廃線となった後、1923年に復活した千葉県銚子市の地方鉄道です。1998年の親会社倒産や2004年の社長による横領事件などで何度も経営難に陥るも、その度に、副業として始めていたぬれ煎餅事業の好調などによって奇跡的に経営を立て直し、廃線の危機を乗り越えてきた。
しかし、2011年の東日本大震災の影響で乗客数が減少し再び経営難に陥ってしまう。 そこで2018年、今度は“経営状況がまずい”のをネタに「まずい棒」という駄菓子を販売、200万本を売り上げていたところにまた新型コロナウイルスの猛威が襲い、史上最大の経営難に陥っているという。 YouTubeでは、社員の制服を何度も縫い直しながら使い続けているという涙ぐましい状況を紹介している。
「売れるものは何でも売ってお金にかえる」というモットーに忠実に、なんと銚子電鉄の線路に敷かれている石を入れた缶詰を販売していると告知。石にもきちんとワックスがけしているということだが、それでも1650円(税込)はなかなかチャレンジングな値段設定だと言える。
半ばやけくそ感の漂うテンションが面白かったものの、同時に切実さも伝わってくる。
動画で紹介された缶詰やぬれ煎餅は銚子電鉄公式オンラインショップで販売中。
他にも、経営難を乗り越えるための打開策として『電車を止めるな!』なる映画の制作も進行中。
事前にクラウドファンディングで制作費500万円を集めて制作されたこの映画は、予定通りにいけば8月末から、東京・秋葉原UDXシアターなど全国5カ所で上映される。
起死回生の一手となるか。
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