楽曲を通してDisり合いを行う、いわゆるbeef(ビーフ)を日本のラッパーたちに仕掛け、「もうちょっとマシなラップつくってくださいよ」と動画を締めくくっている。
「#打倒ブライアン」でアンサー投稿続出
たびたびラップネタの動画をSNSにアップすることでも知られるブライアンさん。リリックに下ネタがやや多すぎるとは思うが、彼のラップスキルは筆者の素人目に見ても秀逸だ。
かつ今回話題になっているラップはDisとしての煽り具合も抜群。
幾度もラップを披露していたブライアンさんだが、ヒップホップシーンからはこれまで黙殺されていたのも事実。しかし、今回は本職のラッパーたちも黙っていなかった。
またたく間に話題となり、Twitterには「#打倒ブライアン」のハッシュタグと共にアンサー投稿が続出している。
俺もラップしてみた#打倒#ブライアン pic.twitter.com/tEhEbrOBTf
— じょう (NA3TY) (@joukunni) March 29, 2020
字幕付きなので良かったら見てね。#ブライアン #打倒 #打倒ブライアン pic.twitter.com/AQ196uu898
— 阿修羅 (@RyoKi_Rap) March 30, 2020
このビーフにZeebraも反応
また日本におけるヒップホップの礎を築いた一人であり、「フリースタイルダンジョン」のオーガナイザーでもおなじみのZeebraさんが、「正直プロでもブライアンの足元にも及ばないヤツがごまんと。」と反応。ブライアンさんが今回披露したラップを手放しで称賛する一方で、「俺は彼のDISSの対象には居ないから大丈夫w 」とも発言し、大きな注目を集めている。
ラッパーではなくYouTuberから投げかけられたこのビーフ。いえいえ、正直プロでもブライアンの足元にも及ばないヤツがごまんと。プロやらないのが寧ろズルいw https://t.co/2ZHdFJgf4f
— Zeebra (@zeebrathedaddy) March 28, 2020
思わぬところからの挑発ということもあって界隈を超え話題になっているが、ブライアンさん本人は多くの反響に対して「純粋に楽しんでくれてる人たちに冷めること言って回ってる人とか結構いますけど、そういうのはシカトでね、引き続き楽しんでください」とツイートしている。
音楽ジャンルとしての世界的な浸透や、YouTubeでも人気を集めるMCバトルの隆盛もあって、ラップに関する話題は一昔前からは想像できないほど一般化してきている。この前出したラップについて。
— ブライアン(brianjesse) (@brianjesse1) March 30, 2020
YouTubeでリアクション動画出すかも👨🏾🦲#打倒ブライアン pic.twitter.com/IzdrCYVkgt
ブライアンさんの投げかけたDisがどこまで波及していくのか、ラッパーたちの動向にも注目したい。
追記:晋平太がまさかのbeef参戦
ULTIMATE MC BATTLE(UMB)の史上初2連覇で知られるラッパー・晋平太さんも、このbeefに参戦。ブライアンさんのdisを「あるのはスキルだけ ヒリヒリするようなスリルがねえ」「YouTuberでは神の領域 ラップは、んー。民のクオリティ」とさらに高いスキルを披露しながら的確かつ熱いアンサーを返した。
国内トップレベルのスキルを持つ晋平太さんのDisに対し、ブライアンさんはどう返答するのか。さらに事態は混迷を極めそうだ。
挑戦する人たち
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