1980年から2000年代、当時の読者はオリーブ少女と呼ばれ高い人気を獲得していたライフスタイル雑誌『Olive』。
2003年に惜しまれながら休刊した同誌が、『anan』編集部による「anan創刊50周年のアニバーサリープロジェクト」として2020年3月に1号限りのムックとして復刊。
表紙の平手さんは、強い意志が伝わる真摯なまなざしで、現代のロマンティックガールを体現した。
独自の世界観、オリーブ少女を生んだ『Olive』
1982年『POPEYE』の増刊号として誕生した『Olive』は、独自性の強いファッションや渋谷系の音楽など、ティーンのファッションやカルチャーに影響与え続けた雑誌。KAI-YOUの読者の中には、『シン・ゴジラ』への出演も印象的だった女優・市川実日子さんが専属モデルをつとめた雑誌として覚えている人も多いだろう。
主に1980年代において、フランスの女子中高生たちを指す「リセエンヌ」をおしゃれの手本とした独自の世界観を構築。彼女たちのファッションやライフスタイルを真似する読者は「オリーブ少女」とも呼ばれた。
90年代中期からは「渋谷系」と呼ばれるミュージシャンが誌面に登場。ハイセンスなカルチャーを紹介する唯一無二の雑誌として絶大な人気を誇っていたものの、2003年に休刊となった。
『Olive』復活、内田紅甘とdodoの誌面共演も
休刊から17年ぶりに復刊する『Olive』では、ファッション、音楽、映画、メイクなど、90年代の『Olive』を意識しつつ、今の気分を盛り込み、時代が移り変わっても普遍的に好きであり続けたいものを1冊に凝縮。「好きなもの、ずっと好きでいさせて」を特集テーマに美少年(ジャニーズJr.)、菅田将暉さん×小松菜奈さん、chelmico、神尾楓珠さん、塩野瑛久さん、モトーラ世理奈さん、YOSHIさん、カネコアヤノさん、乃木坂46(遠藤さくらさん、賀喜遥香さん、筒井あやめさん)、日向坂46(金村美玖さん、渡邉美穂さん、丹生明里さん)らが登場。
カルチャー企画では作家・内田春菊さんの娘で女優・モデルとして活躍する内田紅甘さんによる初の書き下ろしエッセイと、注目のラッパー・dodoさんのイラストの誌面共演。
さらには横尾忠則さんによる「不思議入門」、しまおまほさん×羽田圭介さんのラジオ風対談、平野レミさん×平野紗季子さんのお悩み相談など、エッジの利いた読みどころ満載のラインナップだ。
“今雑誌『Olive』が存在していたらこんな感じ”という、ロマンティックさを詰め込んだ誌面を楽しむことができるだろう。
また、平手友梨奈さんの表紙とは別に、「ボーイフレンド版」として、今注目のジャニーズJr.のユニット・美少年が表紙のバージョンも同時発売される。
(c)マガジンハウス【特集コンテンツ】
・「平手友梨奈 18 歳、少女と大人のハザマ」
・「美 少年(ジャニーズJr.)BOYF㻾IEND’㻿 FA㻿HION」
・菅田将暉×小松菜奈 「普通ってなんだろう」
・「ピンクの魔法にかけられて」(出演:カネコアヤノ)
・「オリーブ プリンセス&プリンス スナップ 2020」
・「ずっと着ていたい服」
・「やんちゃが気分!」(出演:神尾楓珠)
・「ショートパンツの昼下がり」(出演:乃木坂 46 遠藤さくら、賀喜遥香、筒井あやめ)
・「いまどきシェアコスメ」(出演:塩野瑛久)
・「チャームを 120%活かすメイク術」(出演:日向坂 46(金村美玖、渡邉美穂、丹生明里)
・内田紅甘 新作エッセイ「めでたくて愛でたくない」
・「横尾忠則 少年少女のための不思議入門」
・「しまおまほオリーブ調査隊番外編 ラジオオリーブ」
・「平野紗季子が平野レミに聞いてみた 好きなもの、ずっと好きでいられるものですか?」
・「My Favorite 㼀hings ずっと好きでいたいから」(出演:chelmico ほか)
多くの人を惹きつけて離さない平手友梨奈
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商品情報
『Olive』
- 発売日
- 3 月 31 日(火) ※発売日が異なる地域があります。
- 定価
- 880 円(税込)
- 出版社
- 株式会社マガジンハウス
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