新たな予告編も解禁され、無観客ライブ映像とキャプテン・菅井友香さんによる改名発表の瞬間などが収められている。
【写真50枚】欅坂46のライブを振り返る
延期後、欅坂46へ取材続行 無観客ライブにも同行
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大の影響で、当初の4月から公開延期となっていたグループ初のドキュメンタリー映画。3月に一度は完成した映画本編だが、公開延期を受け、急遽活動自粛を余儀なくされていたメンバーへリモートによる取材を続行。
そして7月16日に開催された無観客配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!」の会場に映画クルーも同行した。
まさかの改名、10月のライブを最後に活動休止を発表したライブから数日後、7月下旬に改めてカメラが彼女たちを捉え、“いま”の心境を率直に語っている。
高橋監督「欅坂46は一般的なアイドル像に当てはまらない」
監督をつとめる高橋栄樹さんは、「欅坂46が、いわゆる一般的なアイドル像には、当てはまらないグループだったので、この映画も、今までのアイドルドキュメンタリーとは違うものに、ならざるを得ませんでした」とコメント。その良し悪しは観客に決めてもらうしかないとしつつ、「ご批判がありましたら監督に、賞賛はメンバーの皆様に、お願いできればと思います」と語っている。
2016年のデビューから瞬く間にトップアイドルへの道を駆け上がり、2019年には初の東京ドーム公演を成功させ、NHK紅白歌合戦には4年連続で出場。欅坂46が、いわゆる一般的なアイドル像には、当てはまらないグループだったので、この映画も、今までのアイドルドキュメンタリーとは違うものに、ならざるを得ませんでした。それが良かったのか、そうではないのかは、ご覧いただいた皆様に、お決めいただくしかないと思っています。ご批判がありましたら監督に、賞賛はメンバーの皆様に、お願いできればと思います。 高橋栄樹さんコメント
順調だった矢先の2020年1月、不動のセンター・平手友梨奈さんの突然の脱退、そして鈴本美愉さんと織田奈那さんの卒業が発表され、ファンだけでなく多くの人に衝撃を与えた欅坂46。
グループの5年間の軌跡を描いた同作は、新たな公開日決定に伴いスクリーン数も増加。当初予定されていた60館規模から100館規模へ拡大公開される。
【写真50枚】欅坂46のライブを振り返る ©2020「僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂 46」製作委員会
欅坂46、激動の歴史の一片
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作品情報
僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46
- 公開日
- 9月4日(金)全国ロードショー
- 企画
- 秋元康
- 監督
- 高橋栄樹
- 製作
- 今野義雄 大田圭二 秋元伸介 安齋尚志
- エグゼクティブプロデューサー
- 上田太地
- 企画協力
- 石原真 磯野久美子
- プロデューサー
- 澁澤匡哉 上野裕平 竹下孝
- 協力プロデューサー
- 江原慎太郎
- 宣伝プロデューサー
- 菊地智男
- 撮影
- 上池惟孝
- 編集
- 伊藤潤一
- 音楽
- 大坪弘人
- 制作担当
- 瀬戸俊介
- 制作
- VISUALNOTES
- 製作
- Seed & Flower 東宝 Y&N Brothers NHKエンタープライズ
- 配給
- 東宝映像事業部
<作品概要>
2015年8月に結成され、翌年4月に『サイレントマジョリティー』で鮮烈なデビューを飾った欅坂46。
強烈なメッセージ性が込められた歌詞の世界観を、独創的なクリエイティビティと圧倒的なパフォーマンスで表現して、瞬く間に日本中を熱狂させた。昨年9月に初の東京ドーム公演2daysを成功させて迎えた2020年。
絶対的なセンターだった平手友梨奈が突然の脱退――。
5年目へ突入したグループはこの後どうなっていくのか? 多くの人がその動向を見守る中、7月16日に開催された配信ライブ『KEYAKIZAKA 46 Live Online, but with YOU!』 で“ひとつの決断”を下した。
「欅坂46は5年間の歴史に幕を閉じます」
この激動のなか、そのすべてを収めたドキュメンタリー映画がついに公開する。
監督は映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』、『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』や乃木坂46『おいでシャンプー』、『いつかできるから今日できる』MVなど珠玉の映像作品を手掛けてきた高橋栄樹。
欅坂46と真正面から向き合い、今まで映像化されてこなかった数々のライブパフォーマンスを再編集し、多くのメンバーやスタッフの証言を積み重ねていく。さらに、本映画の公開が延期された4月以降の活動も
追加撮影を続け、グループの最新状況を映し取っている。
射抜くような目つき。躍動する身体。控えめな仕草。一筋の涙。喜びと苦しみ。
“伝えること”に対してストイックなまでに追求してきた彼らたちは、いったいこの5年間何と戦っていたのだろうか。
これは、アイドルという枠には収まらない“表現者”たちの伝記映画であり、純粋でエモーショナルな音楽映画である。
美しい映像と迫力のある音楽、そして予定調和をことごとく崩していく彼らたちの物語を最後まで見届けてほしい。
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