ワニワニパニックが『幼稚園』の付録で復活 当時の開発スタッフが監修

ワニワニパニックが『幼稚園』の付録で復活 当時の開発スタッフが監修
ワニワニパニックが『幼稚園』の付録で復活 当時の開発スタッフが監修

『幼稚園』付録の「ワニワニパニック」/画像はバンダイナムコエンターテインメント公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • 『幼稚園』の付録が斜め上の発想
  • 「ワニワニパニック」がもはや付録の域ではない
  • バンダイナムコエンターテインメント完全協力
ユニークな付録で好評を博す、小学館が発行している幼児向け雑誌『幼稚園』の勢いが止まらない。それどころかさらに勢いづいている。

『幼稚園』ではこれまでにモーターユニット内蔵で、お札の出し入れが可能な「セブン銀行ATM」や、吉野家の牛丼をつくる工程を楽しく学べる「ぎゅうどんづくりゲーム」を本誌の付録にしており、発表されるたびに反響を呼んでいる。 そして、2月29日(土)に発売する4月号の付録は、誰もがゲームセンターで一度は見たことあるアーケードゲーム「ワニワニパニック」だ。

実は絶滅危惧種?「ワニワニパニック」

「ワニワニパニック」は1989年に誕生した、穴から出てくるワニをハンマーで叩いてポイントを稼ぐゲーム。

ゲームセンターだけでなくデパートのゲームコーナーなどにも設置されていて、国民的アーケードゲーム“だった”と言っても過言ではない。

しかし、2017年に製造元であるアミューズメント機器製造会社のKHPが倒産したことによって、新品の供給は不可能に。さらに既存の筐体自体の老朽化も進んでおり、Twitterなどではうまく作動しなくなった「ワニワニパニック」が話題になったことも。 そんな絶滅危惧種になりかけている「ワニワニパニック」が付録として復活。もともと開発を手がけていたバンダイナムコエンターテインメント(当時はナムコ)完全協力で、当時の開発スタッフが監修した。

今回の付録は紙の組み立て式ではあるもののモーターユニット付きで5匹のワニが出たり入ったりする動きを再現。さらにポイントカウンターまでついている。

ネット書店での予約はまだだが、早めにチェックしておきたい。

発想勝ちの制作物

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