こんまり、オンラインショップ開設 「また物が増えてしまうのでは?」の声も

こんまり、オンラインショップ開設 「また物が増えてしまうのでは?」の声も
こんまり、オンラインショップ開設 「また物が増えてしまうのでは?」の声も

近藤麻理恵さん(プレスキットより)

POPなポイントを3行で

  • こんまりが開いたオンラインショップに賛否両論
  • 「また物で溢れてしまうのではないか?」
  • こんまり「私の片付けの方法は物を取り除くことではない」
片付けコンサルタントとして日本のみならず海外でも人気を博している"こんまり"こと近藤麻理恵さんがオープンした米国向けオンラインショップ「The Shop at KonMari」が大きな話題になっている。

取り扱っている商品はキッチン用品、バス用品などの日用品が中心だが、中には音叉や水晶、壺などの商品もラインナップされており、様々な意見が上がっている。

画像は「The Shop at KonMari」のスクリーンショット

「ときめき=SPARK JOY」 世界を席巻したこんまり

こんまりさんは著書『人生がときめく片づけの魔法』が世界40か国以上で翻訳出版もされ、2015年にはアメリカ『TIME』誌の「最も影響力のある100人」にも選出。

もともと国内外で知名度のあった片付けコンサルタントだったが、2019年からはNetflixにて冠番組『KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜』が190カ国で放送されると、一躍、世界でも時の人となった。

物を捨てるかどうかの基準はシンプルだ。「それにときめくか、ときめかないか」。

Netflixでの配信にあたっては、「ときめき」を英語で「SPARK JOY」と訳され、そのキャッチーさもあって、2019年の年明けは、海外でもネットミームとして親しまれるほど話題となった。

同番組は第71回エミー賞にノミネートされている。

賛否両論のオンラインショップ

番組からうかがえるこんまりさんの哲学は、「(ときめかない)物を捨て、精神を豊かにする」というもので、シンプルだからこそ現代にあって共感を呼ぶ哲学だった。

それだけに、今度は日用品に限らず、決して安くない金額で必需品とは思えない様々なグッズを販売し始めた彼女の方針は、多くの人を驚かせている。

画像は「The Shop at KonMari」のスクリーンショット

中には、「片付けに成功させてもそのような商品を販売したらまた物で溢れてしまうのではないか?」とその姿勢を疑問視する声も上がっている。 一方で、それを諌める声もある。

彼女は、なるべく多くの物を持たないようにしようという「ミニマリズム」的な発想ではない。

単純な断捨離を推奨するわけではなく、あくまで「ときめくかどうか」で物を捨てるか捨てないかを判断するこんまりさんを、今回の件で短絡的に批判するのは違うのではないかという意見だ。 まさに賛否両論。それだけ、彼女の一挙手一投足には注目が集まっているという裏返しでもある。

なお、こんまりさんはネットショップのオープンに際して、自身のウェブサイトで「私の片付けの方法は、物を取り除くことではなく、喜びをもたらすものに対する感受性を高めること」とコメントしている。

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