畳雑貨クリエイターにビーズアーティスト!「ハンドメイドインジャパンフェス 2014」開催

畳雑貨クリエイター「松屋畳店」

左:招福縁起柄焼印 い草文庫ブックカバー~富士山~其の弐 | 右:松屋畳店11代目・大川智樹さん

創業300年の伝統技術を持つ、群馬県桐生市の「松屋畳店」。現代の若者の「畳離れ」が進む中、畳を身近に感じてもらおうと、松屋畳店11代目のアイデアにより製作に取り組んでいる畳雑貨が、ネットを中心に人気を博している。

松屋畳店のある桐生市は古くから織物業が盛んな地域であり、それに伴って松屋畳店も繁栄してきた。現在では、江戸時代から創業している会社や商店は桐生では自店含め数店しかないという。

現在は畳屋をメインで営みつつ、インターネット上で畳ブックカバーや畳名刺入れなどの畳雑貨を製作、販売している。今後も畳を使った様々な新作を生み出すべく考案中とのこと。

会津木綿クリエイター・IIE

福島第一原発事故の影響で、会津の仮設住宅で暮らす女性たちで活動を行っている、会津木綿クリエイター集団・IIE。福島県会津地域に400年も伝わる伝統織物「会津木綿」を使った商品を企画、生産、販売している。

仮設住宅で避難生活を送る中、「日々の生活で何もする事がない」という女性たちの声を聞き、「もう一度毎日の生活に楽しみのようなものをもって頂けたら」という思いから、会津地域に伝わる素材を使って、誰でも簡単に出来る手仕事を一緒にしていきたいと思ったことが活動開始のきっかけ。

活動のテーマは「次の世代に継なぐモノづくり」。会津地域の歴史ある素材を、長年受け継がれてきた背景を大切にしつつ、現代のデザインを加えて商品化し、現代のシーンを牽引していく商品開発に努めているとのこと。

日本人ビーズアーティスト・the beads land

オーストリアやチェコでビーズに魅せられ、制作活動を開始。2001年に渡米後、アメリカのビーズ雑誌『BEADWORK』に作品が掲載され、プロとしてビーズアーティストの活動を始める。

掲載雑誌は日本、アメリカ、韓国で50冊以上にのぼり、日本、アメリカ、中国で計5冊の著書を出版。アメリカのビーズボタンショーコンテストや、ウクライナのビーズアンドドールショー内コンテストでの受賞経験もある。

現在は拠点を日本に移し、大手ビーズECサイト「ビーズマニア」での作品販売、講師活動、日本ホビーショー、全国百貨店でのイベントなどに出演するほか、スワロフスキージャパン株式会社の「Create Your Style with SWAROVSKI ELEMENTS」契約作家も務めている。


世界に誇ることのできる、日本のクリエイターたちによる「HandMade In Japan」。ぜひ実際に足を運び、様々なクリエイターの作品を直接体感してみてはいかがだろうか。
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