主演キャストには、乃木坂46の齋藤飛鳥さん、山下美月さん、梅澤美波さんが決定。
監督は、映画『ヒロイン失格』、テレビドラマ『賭けグルイ』などの人気作品で知られる英勉さん。乃木坂46とは『あさひなぐ』以来、映画としては2度目のタッグとなる。
アニメ制作を志す冒険譚『映像研には手を出すな!』
2016年9月号より『月刊!スピリッツ』で連載中の人気漫画『映像研には手を出すな!』。「マンガ大賞2018」にノミネートされるなど注目を集めている。主人公たちの妄想と現実が入り乱れた「最強の世界」をデザインする、浅草みどりを中心とした女子3人組がアニメ制作を志す冒険譚だ。現在原作は第4巻まで刊行されている。
この5月には、NHKでテレビアニメ化もされることが発表されていた本作品。作者の大童澄瞳さんは公式発表前からTwitterに、アニメ化を匂わす投稿をしていた。映像研の実写化はアイドルグループ起用にしような。
— 大童 澄瞳 SumitoOwara (@dennou319) February 6, 2019
今回の実写化に際しても、「いやーアニメ化の時もワシは公式発表前から『アニメ化しまーす』とか適当にツイートして誰も信じる事なくしれっとやり通して、今回の実写化でも『アイドルで実写化だな』とか乃木坂のタオル映り込んだ写真UPしたりしてしれっとやり通したな」と投稿し、ファンから喝采を集めている。いやーアニメ化の時もワシは公式発表前から「アニメ化しまーす」とか適当にツイートして誰も信じる事なくしれっとやり通して、今回の実写化でも「アイドルで実写化だな」とか乃木坂のタオル映り込んだ写真UPしたりしてしれっとやり通したな。またワシの勝ちだったな諸君!!!!!
— 大童 澄瞳 SumitoOwara (@dennou319) October 15, 2019
大童澄瞳「乃木坂46VS映像研」
実写化に際し、大童澄瞳さん、乃木坂46の齋藤飛鳥さん、山下美月さん、梅澤美波さん、監督の英勉さんからのコメントも公開された。大童さんは、「『乃木坂46VS映像研』という世紀の大決戦」とコメントしており、独特な世界観で描かれる本作の実写化の難しさを表すひとことを語った。
大童澄瞳(原作)コメント
オーケー、君の心を代弁しよう。「マジで言ってんのか!!!!!!!!」「映像研×乃木坂46」?いやちがう!!これは乃木坂46からの挑戦状!!「乃木坂46VS映像研」という世紀の大決戦なのだ!!!「国民的アイドルグループ」の乃木坂46が!!あえて!!真逆の位置にある『映像研には手を出すな!』という読者を選びまくるニッチでマニアックな漫画を映画化しようという最高にクレイジーな選択!!!もはやこれは大人達の盛大な悪ふざけでありお祭!!私も担当編集も企画を持ってきたプロデューサーも監督も、関わる人間全員がこの実写化で一波乱起きるのは承知だ!!!漫画、アニメに続く"第三の映像研"「乃木坂46の実写版」!!!国民的アイドル乃木坂46は映像研の世界でどんな妄想と芸術を爆発させるのか!!!日本映画業界!!!火薬の在庫は足りてるか!!!!!心して待て!!!
齋藤飛鳥(浅草みどり役)コメント
独特な世界観が描かれる作品。こんな世界は今まで一度も体験したことがありません。作者である大童澄瞳さんの妄想、描きたい世界が余すことなく描かれているこの作品は、初めて触れた時の衝撃がとても大きく残りました。どうなるか?私はどうすればいいのか?全くわかりません。”最強の世界”を実写化することは可能なのでしょうか?わかりません。。。誰も想像のできないこと。実写化が本当に実現したら、それを成し遂げた製作陣の皆様は天才です。こんなに素晴らしい作品。自分の中に在ったものを真っ直ぐ描いている作者様は天才です。その作品に出演する私。天才の皆さんに、必死について行く他はありません。「映像研」を研究して、研究して、その世界に足を踏み込んでも邪魔にならないように、心を込めて精一杯、演じさせて頂きます。
山下美月(水崎ツバメ役)コメント
この作品に触れて、フィクションには夢と希望と情熱が詰まっていると大きな衝撃を受けました。とにかく何か大きな世界を創ってみたい、想像力を爆発させてみたいという願望が止まらなくなる作品です。妄想と現実が入り交じるこの世界をどのように映像にしていくのかまだ未知数ではあります。ですが制作陣の皆様のお力をお借りしなから、「私の考えた最強の世界」をリアルに創ることができたら最高に格好良いなとワクワクが止まりません。賑やかに楽しくそして真っ直ぐで爽やかなわちゃわちゃとした毎日を、皆様にも感じていただきたいです。3人のセンスがぶつかり合う熱く情熱的な映像研を描いていけるよう、精一杯頑張らせていただきます!
梅澤美波(金森さやか役)コメント
この作品を初めて読んだ時から、見た事のない描写で描かれるその世界に気づけば惹き込まれていました。自分の描く世界がこの空間に創られていく、、、忘れかけていた挑戦心や屈しない姿勢、この作品を通して自分自身物凄く力をもらった気がします。電撃3人娘が創る"最強の世界"。私達もその世界に入り込めるのだと思うとワクワクしてなりません。今は正直、彼女たちが妄想するあの世界を本当に再現できるのか?どうなっていくのか?全く予想もできません。スケールが莫大すぎて頭の中では想像すらできません。けど、だからこそやりがいがあるのでは?と感じています。制作陣の皆様、共演者の皆様とディスカッションしながら、金森さやかのどこか刺があるようで暖かい独特な雰囲気で浅草氏、水崎氏の良きパートナーになれるよう、この作品にいいスパイスを加えられるよう精一杯務めてまいります。飛鳥さん、美月と共に、"最強の3人"になれるように。自分自身にとってかなりの挑戦になるかと思います。とてもワクワクしています。楽しみにしていてください。
(c)2020 「映像研」実写映画化作戦会議 (c)2016 大童澄瞳/小学館英勉(監督)コメント
「マジで言ってんのか!」最初にお話を聞いた時に思いました。 「『映像研には手を出すな!』には手を出すな!」禁断の書に触れる十字架をボクは背負うんだなと。やるんだったら実写でしか出来ない『見たことない映像研』をやるしかない!乃木坂さんの背中に隠れて、頑張ろうと思います。 皆さま、手柔らかに。
こっちも待ち遠しい
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作品情報
映画「映像研には手を出すな!」
- 原作
- 大童澄瞳「映像研には手を出すな!」(小学館 「月刊!スピリッツ」連載中)
- 監督
- 英勉
- 制作プロダクション
- ROBOT
- 配給
- 東宝映像事業部
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