『映像研には手を出すな!』で知られる漫画家・大童澄瞳(おおわらすみと)さんが1月21日、突如VTuberデビューを発表した。
同日22時頃に「もはや何を準備すればよいかわからなくなったので(VTuber)デビューさせます」と自身のXで告知後、30分前後で初配信を実施した。
「V童澄瞳」の立ち位置は、漫画家の大童澄瞳さんがプロデュースし、本人と人格を共有する並行世界の存在。 「V童澄瞳」のキャラクター制作に関して、直接イラストを描きながら説明するくだりでは、ボディの胸部のコアが欠損していることや、頭上の輪は「脳のバチバチ(脳活動・脳発電)」を光に変換したバルーンであるとのことなど、詳細な設定が共有された。
そのほか、『映像研には手を出すな!』が連載に至った経緯と販売部数150万部突破の報告、AIアートに関する議論にも触れるなど、様々な話題を展開した。
そうした縁もあり、同グループの26thシングル「僕は僕を好きになる」のアニメ版MVでは、ストーリー、絵コンテ、原画を大童澄瞳さんが担当した。乃木坂46「僕は僕を好きになる」アニメ版MV
「V童澄瞳」としての初配信では、乃木坂46との仕事や、小学館の『週刊ビッグコミックスピリッツ』主催のVTuberアイドル発掘イベントで審査員をつとめた経験などを通じて、アイドルやキャラクターのエンターテインメントに関心を持ったと説明。
それらが今回VTuberデビューしたきっかけの一つだという。その上で、VTuberの中に話をしてみたい人がたくさんいるとして、「V童澄瞳」としての今後の目標は、「そういった存在とコラボできるような存在になること」と意欲を語った。
なお、大童澄瞳さんのXによれば、すでに“企業コラボ案件のようなもの”が決定している模様。
同日22時頃に「もはや何を準備すればよいかわからなくなったので(VTuber)デビューさせます」と自身のXで告知後、30分前後で初配信を実施した。
もはや何を準備すればよいかわからなくなったのでデビューさせます。
— 大童 澄瞳/Sumito Oowara (@dennou319) January 21, 2024
初配信は突然【本日 22:30】頃です。何も考えてません。
【漫画家】VTuber初配信【大童 澄瞳】 https://t.co/H6VXkHmKbc pic.twitter.com/1McHiRa4pN
VTuberデビューの大童澄瞳、充実した初配信の内容
初配信では主に、「V童澄瞳(ぶいわらすみと)」のプロフィール紹介を中心に展開。VTuberを制作するようになったきっかけ、VTuberとしてのキャラクター制作や設定などについて語られた。「V童澄瞳」の立ち位置は、漫画家の大童澄瞳さんがプロデュースし、本人と人格を共有する並行世界の存在。 「V童澄瞳」のキャラクター制作に関して、直接イラストを描きながら説明するくだりでは、ボディの胸部のコアが欠損していることや、頭上の輪は「脳のバチバチ(脳活動・脳発電)」を光に変換したバルーンであるとのことなど、詳細な設定が共有された。
そのほか、『映像研には手を出すな!』が連載に至った経緯と販売部数150万部突破の報告、AIアートに関する議論にも触れるなど、様々な話題を展開した。
「V童澄瞳」をプロデュースする漫画家・大童澄瞳とは?
大童澄瞳さんは1993年生まれの漫画家。デビュー作かつ代表作の『映像研には手を出すな!』は、2020年にサイエンスSARU制作、湯浅政明監督でTVアニメ化。同年には、実写ドラマ化・映画化もされている。 実写ドラマ・映画では、アイドルグループ・乃木坂46のメンバーである齋藤飛鳥さん、梅澤美波さん、山下美月さんが出演。そうした縁もあり、同グループの26thシングル「僕は僕を好きになる」のアニメ版MVでは、ストーリー、絵コンテ、原画を大童澄瞳さんが担当した。
それらが今回VTuberデビューしたきっかけの一つだという。その上で、VTuberの中に話をしてみたい人がたくさんいるとして、「V童澄瞳」としての今後の目標は、「そういった存在とコラボできるような存在になること」と意欲を語った。
なお、大童澄瞳さんのXによれば、すでに“企業コラボ案件のようなもの”が決定している模様。
VTuberとしてデビュー告知から初配信までのスピード感もさることながら、企業案件の確定に至るまでの時間も、類を見ない速度感となっている。あ、そうだ・・・VTuber大童澄瞳ですが、近々ちょいとした企業コラボ案件みたいなののお知らせがあります。仕込みとか一切無しで速い・・・(その企業の担当者さんの嗅ぎ付けるスピード感)
— 大童 澄瞳/Sumito Oowara (@dennou319) January 21, 2024
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