稀代のヴィラン誕生描く『ジョーカー』 予告とポスターから漂う狂気に反響

『ジョーカー』

POPなポイントを3行で

  • バットマンの悪役描く『ジョーカー』予告・ポスター解禁
  • 悪のカリスマ・ジョーカーの原点に迫る衝撃作
  • 主演はホアキン・フェニックス、10月4日(金)公開
アメリカのDCコミックスが出版する「バットマン」シリーズ最大の敵として名高いジョーカー。その誕生秘話を描く映画『ジョーカー』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

予告編で描かれるのは、コメディアンになることを夢見るアーサーのうつろ気な姿、うまくいかない日常。そしてそんな日々から脱し、悪のカリスマへと変貌する過程。

最終的に彼が周囲を狂騒に巻き込んでいく様子が映し出されている。日本公開は10月4日(金)だ。

映画『ジョーカー』早くも傑作の予感漂う

映画『ジョーカー』ポスター

映画『ジョーカー』の主演は『グラディエーター』でアカデミー賞ノミネートのホアキン・フェニックスさん。

その脇を『ゴッドファーザー PART Ⅱ』でアカデミー賞を受賞したロバート・デ・ニーロさんらが固め、『ハングオーバー』シリーズのトッド・フィリップスさんが監督・脚本を担当する。

公開に先駆け、第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門への正式出品、第44回トロント国際映画祭のガラ・プレミア部門に選出され、早くもアカデミー賞有力候補との呼び声が高まっている。

稀代の名悪役・ジョーカー

ダークナイト(吹き替え)
これまでにティム・バートンさん、クリストファー・ノーランさんなどの名監督が実写映画化してきたバットマン。

特にクリストファー・ノーランさんによる『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』のバットマン3部作は大成功を収め、作品の持つポテンシャルの大きさを世に知らしめた。

なかでも『ダークナイト』でヒース・レジャーさんが怪演したジョーカーが、主役のバットマン以上の存在感を放ち話題に。そのヒース・レジャーさんが『ダークナイト』の上映前に急死したという背景もあり、今も劇中での存在感が語りぐさになっているほどだ。

今回はそんなジョーカーの過去が初めて描かれるとあって、期待値も高まっている。

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『ジョーカー』日本版ポスターへの称賛も相次ぐ

予告編とあわせて公開された『ジョーカー』のポスター。近年、外国映画の日本版ポスターは、余計な装飾や改変がたびたび話題になっている。

しかし『ジョーカー』に関してはネット上でも概ね肯定的な意見が多く、英語版をそのまま踏襲したシンプルな構成が評価されているようだ。 これまで特に問題視されてきたのは、日本版ポスターにある日本語のキャッチコピーやレイアウトなど。

日本に向けたローカライズとして行われてきた対応だが、本来のビジュアルの良さを失ってしまうとして、たびたび議論を呼んできた。 国内でも予告編やポスターが解禁されるたびに「傑作の予感」が言及されている『ジョーカー』。公開され本編を目にするのが尋常じゃなく待ち遠しい。

(c)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics

強烈な生き様

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作品情報

ジョーカー

公開日
10月4日(金) 全国ロードショー
配給
ワーナー・ブラザース映画

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