バーチャルYouTuberユニット「ゲーム部プロジェクト」を運営するUnlimited Inc.(株式会社アンリミテッド)が、ファンの間で物議を醸していたキャラクターの声優交代に関して声明を発表(外部リンク)。
「私たちがゲーム部プロジェクトを立ち上げた経緯と、ゲーム部プロジェクトが目指す未来について」と題した発表では、声優交代の経緯やプロジェクト立ち上げ時の構想や今後に言及。
その中で、すでに声優が交代している道明寺晴翔さんと桜樹みりあさんに続き、「夢咲楓と風見涼の声優スタッフも2019年9月上旬にかけて交代することが決まっています」と説明した。
交代の理由については、プロジェクトとしての目指す姿と「そのための会社・声優スタッフのあるべき役割について検討を重ねた結果」としている。
「現在もう大人になっている我々と同世代の人たちに、もしかしたら生まれる時代さえ違っていれば、今のゲーム部プロジェクトのメンバーの様な青春を送れたのではないか? そういった青春の疑似体験をさせることはできないのだろうか?」とゲーム部プロジェクトの構想に込められた思いも吐露。
キャラクターが自分の力でゲーム部を立ち上げてYouTubeで活動することで、「自分たちでもゲーム部を立ち上げられるかもしれない」と「日本のe-Sportsの未来を背負う学生が現れてくれたら嬉しいという想いもありました」と振り返っている。
その点についてもUnlimited社は、キャラクター設定などのつくりこみがあったとしても、「私たちはプロのアニメ制作会社というわけでもないですし、アニメーションというのはどこまでいっても神視点で物語が進んでしまうため、どうしてもメッセージ性や共感性に欠けてしまうのではないか?」という課題を感じていたという。
そこで視聴者に向けて語りかけるYouTuberを、「今を一生懸命に生きている彼女達にやってもらおうという思いで、VTuberという言葉を借りて、これまでのゲーム部プロジェクトという作品は運営を続けて参りました」と説明。
続けて「従って、弊社が目指しているのは、VTuberというよりも、どちらかといえばCTuber(キャラクターユーチューバー)という表現の方が、適切なのかもしれません」と、新たな概念についても言及している。
なお「CTuber」という呼称については、2018年8月にYouTuberとしてデビューしたサンリオのキャラクター・ハローキティさんが、オリコンのインタビューで「CTuberって呼ばれたいです」とコメントしている(外部リンク)。
9月上旬にかけて予定されている夢咲楓さんと風見涼さんの声優交代について、具体的なタイミングは確定次第アナウンスされる。
発表では最後に「今後は別の道を歩むことになりましたが、これまでゲーム部プロジェクトを支えてきた声優スタッフ4名の貢献には深く感謝しています。本当にありがとうございました」とコメント。
キャラクターコンテンツの運営会社として「新規チャンネルも近々複数出る予定です」と、新たなチャンネルの登場も示唆する形で締めくくった。
暴露内容には「仕事辞めました」「最後の晩餐」などと同時に書かれており、ゲーム部の解散説が囁かれていた。 Unlimited社は声明を発表し「声優スタッフを軽視する様な言動が、声優スタッフに精神的な苦痛を与えておりました」「声優スタッフへ過度な業務負担を強いる状況となっていた」と謝罪。その後、4人と運営会社は和解、活動を再開した。
しかし6月27日、公開された動画内でメンバー・桜樹みりあさんの声が「変わったのではないか?」と話題を呼んだ。
元声優のアカウントと思われるTwitterアカウントでは「結局何も変わらなかった」といった旨の投稿がされており、突如声優が変わった注目を集めていた。 続く7月8日には、人気メンバーとして筆頭だった道明寺晴翔さんの声優も変更疑惑が噴出。
桜樹みりあさんの件から声優変更の疑惑は決定打となり炎上。チャンネル登録者が5万人も解除されるなど影響が広がる中で、公式からの発表が待ち望まれていた。
「私たちがゲーム部プロジェクトを立ち上げた経緯と、ゲーム部プロジェクトが目指す未来について」と題した発表では、声優交代の経緯やプロジェクト立ち上げ時の構想や今後に言及。
その中で、すでに声優が交代している道明寺晴翔さんと桜樹みりあさんに続き、「夢咲楓と風見涼の声優スタッフも2019年9月上旬にかけて交代することが決まっています」と説明した。
交代の理由については、プロジェクトとしての目指す姿と「そのための会社・声優スタッフのあるべき役割について検討を重ねた結果」としている。
ゲーム部プロジェクトが生まれた経緯
発表では冒頭、Unlimited社について「ゲームが本当に大好きで、青春時代の時間の多くをゲームに費やしてきた、ゲームに命を燃やしてきたメンバーが中心となって設立した会社です」と説明。「現在もう大人になっている我々と同世代の人たちに、もしかしたら生まれる時代さえ違っていれば、今のゲーム部プロジェクトのメンバーの様な青春を送れたのではないか? そういった青春の疑似体験をさせることはできないのだろうか?」とゲーム部プロジェクトの構想に込められた思いも吐露。
キャラクターが自分の力でゲーム部を立ち上げてYouTubeで活動することで、「自分たちでもゲーム部を立ち上げられるかもしれない」と「日本のe-Sportsの未来を背負う学生が現れてくれたら嬉しいという想いもありました」と振り返っている。
VTuberというよりも「CTuber」
ゲーム部プロジェクトといえば考え込まれたキャラクター設定と背景設定にもとづいたゲーム実況動画や生配信、さらにファンからは「演劇部」と呼ばれるショートアニメーションが特徴の1つ。その点についてもUnlimited社は、キャラクター設定などのつくりこみがあったとしても、「私たちはプロのアニメ制作会社というわけでもないですし、アニメーションというのはどこまでいっても神視点で物語が進んでしまうため、どうしてもメッセージ性や共感性に欠けてしまうのではないか?」という課題を感じていたという。
そこで視聴者に向けて語りかけるYouTuberを、「今を一生懸命に生きている彼女達にやってもらおうという思いで、VTuberという言葉を借りて、これまでのゲーム部プロジェクトという作品は運営を続けて参りました」と説明。
続けて「従って、弊社が目指しているのは、VTuberというよりも、どちらかといえばCTuber(キャラクターユーチューバー)という表現の方が、適切なのかもしれません」と、新たな概念についても言及している。
なお「CTuber」という呼称については、2018年8月にYouTuberとしてデビューしたサンリオのキャラクター・ハローキティさんが、オリコンのインタビューで「CTuberって呼ばれたいです」とコメントしている(外部リンク)。
声優変更に言及
「今回皆様もすでにご存知の通りだとは思いますが、ゲーム部プロジェクトのキャラクター声優に変更がありました」という一文から始まった声優交代に関する内容。9月上旬にかけて予定されている夢咲楓さんと風見涼さんの声優交代について、具体的なタイミングは確定次第アナウンスされる。
発表では最後に「今後は別の道を歩むことになりましたが、これまでゲーム部プロジェクトを支えてきた声優スタッフ4名の貢献には深く感謝しています。本当にありがとうございました」とコメント。
キャラクターコンテンツの運営会社として「新規チャンネルも近々複数出る予定です」と、新たなチャンネルの登場も示唆する形で締めくくった。
声優交代が物議を醸したゲーム部
ゲーム部プロジェクトでは4月初旬、キャラクターの声優スタッフと噂される人物4名が過酷な労働環境や待遇を暴露。暴露内容には「仕事辞めました」「最後の晩餐」などと同時に書かれており、ゲーム部の解散説が囁かれていた。 Unlimited社は声明を発表し「声優スタッフを軽視する様な言動が、声優スタッフに精神的な苦痛を与えておりました」「声優スタッフへ過度な業務負担を強いる状況となっていた」と謝罪。その後、4人と運営会社は和解、活動を再開した。
しかし6月27日、公開された動画内でメンバー・桜樹みりあさんの声が「変わったのではないか?」と話題を呼んだ。
元声優のアカウントと思われるTwitterアカウントでは「結局何も変わらなかった」といった旨の投稿がされており、突如声優が変わった注目を集めていた。 続く7月8日には、人気メンバーとして筆頭だった道明寺晴翔さんの声優も変更疑惑が噴出。
桜樹みりあさんの件から声優変更の疑惑は決定打となり炎上。チャンネル登録者が5万人も解除されるなど影響が広がる中で、公式からの発表が待ち望まれていた。
ゲーム部プロジェクトを巡って
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4件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:4148)
それのせいで、あおぎり高校のメンバーとは最近共演してないんだよねぇ。
匿名ハッコウくん(ID:2990)
あんな問題起こした後だというのに、対応が後手後手に回ってる上不十分。発覚しなければ隠蔽しようという気配が伝わってくる。これでは企業側が「声優なんていくらでも替えがきく」を実行したとしか受け取れない。この会社コンプライアンス大丈夫か?
匿名ハッコウくん(ID:2899)
パワハラ推奨会社だからな。怖いな。