2019.06.19 16:00
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『この世界の片隅に』

POPなポイントを3行で

『この世界の片隅に』NHK総合にて地上波初放送
片渕須直監督×MAPPAの特番も放送決定
最新作『この世界の（さらにいくつもの）片隅に』も

2016年に公開され、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞をはじめ国内外で70以上の賞を受賞するなど大きな反響を呼んだ映画『この世界の片隅に』が、8月3日（土）にNHK総合にて地上波初放送が決定した。

900日以上にわたり上映される『この世界の片隅に』

第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、日々戦禍が大きくなる中でも貧しくもたくましく生きる人々の暮らしを描き、高い評価を受ける本作。

こうの史代さんによる人気漫画をアニメ映画化され、監督は片渕須直さん、主演のすず役を女優・のんさんがつとめる。

映画『この世界の片隅に』予告編

本作は、制作にあたり支援金を募るクラウドファンディングで3900万円以上もの資金を集め、6年の歳月をかけて完成した作品。

2016年の公開から1日も途切れることなく900日以上にわたり全国各地で上映が続けられ、2018年7月からは、TBS系にて漫画を原作とする同名のドラマ版も放送された。

特集番組も放送『#あちこちのすずさん』

地上波放送の一週間後には、NHKスペシャル『#あちこちのすずさん〜戦争中の暮らしの記憶〜（仮）』の特集番組の放送が決定。

「#（ハッシュタグ）あちこちのすずさん」というキーワードは、昨年8月に放送されたNHK『クローズアップ現代+』にて、この『世界の片隅に』の主人公・すずさんのように、恋やオシャレ、食べ物といった、日々の何気ない暮らしを工夫して紡ぎながら戦時中を懸命に暮らしていた人たちのエピソードをSNSで全国から集ったことをきっかけに誕生したもの。

番組ではキーワードにまつわるエピソードを紹介するほか、集まったエピソードを本作の片渕監督とアニメーションスタジオMAPPAの協同制作によりアニメ化する企画も進行中だ。

この世界の片隅に息づくそれぞれの想い

『この世界の片隅に』のすず、リン、周作ら登場人物それぞれの内に秘められた“想い”にフォーカスした新作『この世界の（さらにいくつもの）片隅に』も現在制作が進められている。

映画『この世界の（さらにいくつもの）片隅に』特報第2弾

遊郭で出会った同年代の女性・リンとすずの夫である周作との過去など、各々の胸中が色鮮やかに描かれるという。

12月20日（金）の劇場公開まで、さらなる続報を待ちたい。

(C)こうの史代・双葉社／「この世界の片隅に」製作委員会

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