連載 | #4 「ニコニコ超会議2019」特集

高さ10mの巨大本棚が「超会議」に出現 平成に発売した3万冊がぎっしり

高さ10mの巨大本棚が「超会議」に出現 平成に発売した3万冊がぎっしり
高さ10mの巨大本棚が「超会議」に出現 平成に発売した3万冊がぎっしり

近くで見て良し、遠くから見ても良しな超巨大本棚

POPなポイントを3行で

  • 「ニコニコ超会議2019」に高さ10mの巨大本棚
  • KADOKAWAが平成に刊行した書籍3万冊を収納
  • でかい建物=最高! な人にはぜひ見てほしい
なんだ、あれは……(興奮)

幕張メッセで4月27日・28日(日)と開催されている「ニコニコ超会議2019」。その「カドカワブックフェア」ブースに登場した高さ10mの超巨大本棚は見る者を圧倒する。

小説、ライトノベル、コミックなど、KADOKAWAが「平成」に刊行したほぼ全書籍約3万点を収納してたたずむ姿は圧巻だった。

大きい建造物が大好きな僕らとしては、これほど見逃せないものはないと、本棚の周囲を観察し、さらに内部へと侵入。会場でもひときわ目を引くどでかい展示を写真とともに紹介していこう。

巨大KADOKAWA本棚

「10mまで本が詰まってるだなんて危険では?」と感じる人もいるかもしれないが、実際に本棚が収納されているのは地上6mまで。近寄ると残りの4mは本物ではないことがわかる。

3万点はきちんと6m部分までに収納されている。ちなみにKADOKAWAが平成に刊行した本の点数は30億冊以上、もはや気の遠くなる数字だ。 これだけ大きいと、近づけば近くほど全容を把握しにくくなる。というわけで、周囲を歩き回ってみることにした。

両サイドの壁面では、「平成で一番最初に刊行した本」や「平成でKADOKAWAから刊行した作家の数」など、KADOKAWAが刊行した書籍にまつわる豆知識を紹介。 「平成で一番高かったKADOKAWAの本」は、『石ノ森章太郎萬画大全集全巻セット』で価格は58万8000円。ちなみに一番売れた本は『ダ・ヴィンチ・コード(上)』のようだ。

なお新元号「令和」の典拠となっている『万葉集』は、KADOKAWAとしては令和初の重版タイトル。奥付に記載された発行日も「令和元年5月1日」と記されている。

怪しげな内部にはプロジェクションマッピング

外観のインパクトがありすぎて躊躇していまいそうだけど、本弾の内部にも入ることができる。 そこには本のタイトルや文章がプロジェクションマッピングされた光景が広がっている。 これは現在、埼玉県所沢市に建設中の角川武蔵野ミュージアムの図書館エリアに設置する本棚のモックアップ。

一見入りづらいかもしれないけど、2020年にオープンする施設の一部をいち早く見られるチャンス。せっかくなので入っておこう。

なぜ大きな建物に惹かれるんだろう…

それにしても、人はなぜこんなにも大きな建物に惹かれてしまうのだろう。会場内で異様な存在感を放っていた。 ぜひいろいろな角度・距離から眺めて、超高層建築に通じるいい意味で異質な雰囲気を味わってみてほしい。

まだ目立つ……

編集部はニコ超で連休スタートです

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イベント情報

ニコニコ超会議2019

開催日時
2019年4月27日(土)10:00~18:00(最終入場17:30)
2019年4月28日(日)10:00~17:00(最終入場16:30)
主催
ニコニコ超会議実行委員会
会場
幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール
入場券
一般入場券…【前売券】 1,800円  【当日券】 2,300円  【2日通し券】 3,100円
優先入場券…【1日券】 2,000円  【2日通し券】 3,500円
団体入場券…【1日券】 2,000円 / 人 ※15名様~申込可
「超歌舞伎 Supported by NTT」指定席券…【13時の部】 3,000円【16時の部】 3,000円
各種入場券
https://eplus.jp/niconico

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連載

「ニコニコ超会議2019」特集

例年幕張メッセで開かれているニコニコ文化の祭典「ニコニコ超会議」。 平成最後となる「ニコニコ超会議2019」では、前年から新たに加わった「バーチャルYouTuber」や例年人気を集める歌舞伎、さらに改元ならではの企画「超平成・超令和」ブースなども用意。 時代の節目におこなわれる大型イベントの事前情報はもちろん、会場のレポートをお届けしていく。

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