ノルウェー出身のDJデュオ・Seeb(シーブ)の新曲「Free To Go」の、日本アニメにインスパイアされたというMVが公開された。
楽曲は、同じくノルウェー出身のインディーポップバンド・ハイアズカイトとのコラボレーションによるもの。
MVは日本と海外に拠点を持つ映像制作スタジオのイアリン・ジャパンが手がけており、日本の手書きアニメを取り入れたいというアーティストの強い意向により実現した。
特に、アメリカのシンガーソングライターであるマイク・ポズナーさんの楽曲をリミックスした「Mike Posner - I Took A Pill In Ibiza (Seeb Remix)(Explicit)」は、YouTubeの再生数10億回、Spotifyでも1億回以上の再生を記録。
「2016年世界で最も再生された楽曲」2位にもランクインを果たすなどの功績を残している。Mike Posner - I Took A Pill In Ibiza (Seeb Remix) (Explicit)
以降もデヴィッド・ゲッタさん、クリーン・バンディットさんなど、世界中の著名人が彼らのリミックス熱望するほどの注目を集めている。
それを元にロンドン、チェコのスタジオで3DCGが書き加えられ、Seebが楽曲に対してイメージしていたSF、ダークファンタジー、サイバーパンクといった要素が取り入れられた映像が完成した。 注目するべきは、手描きアニメと3DCGをかけ合わせたMVを、しかも3ヶ国のスタジオをまたいで制作されるという極めて珍しい手法をとっている点。
そして、本人たちが述べているように、『攻殻機動隊』や『アップルシード』の作者である士郎政宗さんの世界観や、『AKIRA』や『銀色の髪のアギト』といったアニメ作品からの影響が色濃い点だろう。
日本のアニメが海外で世界基準の文化として受け入れられるようになっていること、日本の文化・技術に対する需要の高まりを感じさせる作品とも言える。
楽曲は、同じくノルウェー出身のインディーポップバンド・ハイアズカイトとのコラボレーションによるもの。
MVは日本と海外に拠点を持つ映像制作スタジオのイアリン・ジャパンが手がけており、日本の手書きアニメを取り入れたいというアーティストの強い意向により実現した。
世界中からリミックスを熱望されるDJデュオ・Seeb
Seebは、コールドプレイやテイラー・スウィフトさんなど著名アーティストのリミックスを手がけてきた人気DJデュオ。特に、アメリカのシンガーソングライターであるマイク・ポズナーさんの楽曲をリミックスした「Mike Posner - I Took A Pill In Ibiza (Seeb Remix)(Explicit)」は、YouTubeの再生数10億回、Spotifyでも1億回以上の再生を記録。
「2016年世界で最も再生された楽曲」2位にもランクインを果たすなどの功績を残している。
3カ国のスタジオをまたいで制作されたアニメMV
「Free To Go」のMVは、手書きアニメと3DCGの手法がかけ合わされており、手書きアニメの部分は日本が制作。それを元にロンドン、チェコのスタジオで3DCGが書き加えられ、Seebが楽曲に対してイメージしていたSF、ダークファンタジー、サイバーパンクといった要素が取り入れられた映像が完成した。 注目するべきは、手描きアニメと3DCGをかけ合わせたMVを、しかも3ヶ国のスタジオをまたいで制作されるという極めて珍しい手法をとっている点。
そして、本人たちが述べているように、『攻殻機動隊』や『アップルシード』の作者である士郎政宗さんの世界観や、『AKIRA』や『銀色の髪のアギト』といったアニメ作品からの影響が色濃い点だろう。
日本のアニメが海外で世界基準の文化として受け入れられるようになっていること、日本の文化・技術に対する需要の高まりを感じさせる作品とも言える。
Seebコメント
『「Free To Go」のヴィジュアル・イメージは、楽曲制作当初からかなり強くあったんだ。絶望と希望の両方が詰まった未来で、ダークかつ解放感のあるサウンドをイメージしたとき、日本のSFアニメが脳裏によぎったんだ。それは士郎政宗(攻殻機動隊の作者)の描く世界から、AKIRAや銀色の髪のアギトといったようなアニメ映画までね。日本アニメは僕たちの人生においてとても意味のある物で、こんな機会をずっと待ち望んでいたんだ。』
日本が世界に誇るアニメの話題
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