日産自動車の元会長であるカルロス・ゴーンさんが、YouTubeで動画を公開した。
金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)と会社法違反(特別背任)で起訴されているゴーンさんは、保釈された際、4月11日に記者会見することを4月3日にTwitterで明らかにしていた。
しかし、東京地検特捜部は4度目の逮捕に踏み切り、記者会見は実現しなかった。
そして本日4月9日、弁護団が東京・千代田の日本外国特派員協会で記者会見し、ゴーン元会長の声明動画を公開した。
7分以上にわたる動画は、「もし、皆さんがこの動画を通じて私の話をお聞きいただているとすれば、それは、私が4月11日に予定していた記者会見を開くことができなかったということになります。」という冒頭のメッセージで始まっている。
不謹慎かもしれないが、アニメや映画などで重要人物が失踪する際に残すビデオメッセージを彷彿させる始まりに、胸が高鳴ってしまうのを抑えきれない。
動画の中で、容疑は事実無根であること、またこれらはすべて「陰謀である」と訴えた。
カルロス・ゴーンさんの特別背任事件を巡っては様々な憶測が飛び交っており、「平成最後にして最大の経済事件」とも目されている。
再逮捕前に用意されていたと思われるビデオメッセージには全編日本語字幕もつけられ、ついに公の場で自らの“肉声”で語った形となる。
法廷に留まらない、インターネットという広大なネットワークを舞台にした情報戦が開幕した。
金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)と会社法違反(特別背任)で起訴されているゴーンさんは、保釈された際、4月11日に記者会見することを4月3日にTwitterで明らかにしていた。
しかし、東京地検特捜部は4度目の逮捕に踏み切り、記者会見は実現しなかった。
そして本日4月9日、弁護団が東京・千代田の日本外国特派員協会で記者会見し、ゴーン元会長の声明動画を公開した。
7分以上にわたる動画は、「もし、皆さんがこの動画を通じて私の話をお聞きいただているとすれば、それは、私が4月11日に予定していた記者会見を開くことができなかったということになります。」という冒頭のメッセージで始まっている。
不謹慎かもしれないが、アニメや映画などで重要人物が失踪する際に残すビデオメッセージを彷彿させる始まりに、胸が高鳴ってしまうのを抑えきれない。
動画の中で、容疑は事実無根であること、またこれらはすべて「陰謀である」と訴えた。
カルロス・ゴーンさんの特別背任事件を巡っては様々な憶測が飛び交っており、「平成最後にして最大の経済事件」とも目されている。
再逮捕前に用意されていたと思われるビデオメッセージには全編日本語字幕もつけられ、ついに公の場で自らの“肉声”で語った形となる。
法廷に留まらない、インターネットという広大なネットワークを舞台にした情報戦が開幕した。
平成最後の事件簿
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